ユリ熊嵐

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ほぼ独り言・雑記です。

まとまりのない文章をだらだらと。

 

 

既に3話終わっちゃってますが。

まだまだ謎だらけで、頭を抱える日々。

様々なブログで、考察なさって居られる方のを拝読しては、凄い!とビックリしたり。紅羽の部屋の壁にかけてある、熊の写真をみつけられた方は本当にスゴスギ!/p>

 

今の時点で、劇中言及されたのは「透明な嵐」について。どうやら透明な嵐は、悪らしいです。嵐が丘学園の中で、他者と交わらない存在、周りと同調しない存在は、浮いた存在となり、そういった人は「排除の儀」で、排除されてしまう。

 

透明になることが、身を守る術。

私たちみたいなか弱い存在は群れていなきゃ…

 

熊に襲われない為には、集団で居る事。決して一人にはならない事。友達と居る事。(余談ですが、嵐が丘学園のデザインが、映画サスペリアのセットをモチーフになさっている様です。そのサスペリア日本公開時の キャッチコピーが「決して一人では見ないで下さい」というもの。実際は、一人で見ても全然平気なんですが…w)

 泉乃純花は、どうやらこの「排除の儀」で選ばれ集団から排除された存在だった。1話の紅羽・純花・蜜子の会話で「椿輝さん、あなたも透明の嵐に巻き込まれて…」と言うシーンがあります。そこから推測するに、あなた「も」ですから、既に排除の儀で対象になった人物がいるはず。また別シーンでは、昼食時、純花が一人屋上に行って、そのあとを紅羽が追う。という出来事があります。それも、一人で食べなければ行けない状況=排除されている対象。と見れると思います。このことから、純花は排除対象だったと推測できます。が、純花を追う紅羽が、どうも尋常じゃない雰囲気がしたのは気になる…と言えば気になります。もしかすると、純花を一人にしちゃだめ!という意識が紅羽のほうに、働いた為かもしれません。そんな純花と友達であり、恋人でもある椿輝紅羽も、透明な嵐に巻き込まれている様子。

 それでも、この二人は「スキをあきらめないよ」とお互いに、思い合うシーンが幾度となく流されます。この「スキ」と言うものも、普通なら目に見えない物である一種の感情的な物。だと思うのですが、観ているとどうも、ピングドラムよろしく何か物体のような印象が沸いてきます。

好きではなく「スキ」このスキが何を指しているのか。というのも気になります。

 純花が紅羽に1話で「紅羽ちゃんのしてくれたこと、忘れないよ」と言います。これは、何を指しているのか。「してくれた事」ですので、過去形です。ここは、ずっと気になっているひとつです。

 

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熊の存在も謎です。

 ものすごく普通に考えたら、熊が人間に変身したり、人間が熊に変身するということは、あり得ない事です。ただ「そういう世界なの!」と言われたら、そうですか…。と言うしかないですが。

 

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変身バンクを観て、最初に感じたのは「母性」でした。熊って気持ちよくて、ふわふわで…。もちろん、実際の熊は人間からみたら、恐ろしい生き物ですし、可愛いー!と抱きつけるような対象ではありません。でも古今東西、熊の「ぬいぐるみ」って、子供にとったら、気持ちが良くて、抱き心地の良いもので、人気があったりします。テディーベアーしかり、くまのぷーさんしかり。そんな熊のイメージで見てしまっていたせいか、変身バンクを見ていると、ユリまでも母性に見えて、蜜は母乳に見えてくる始末でした…w(もちろん、卑猥な意味ではなく><)

 でも、熊はゴリゴリガリガリ、ヒトを食べてます。スキを壊す者は許さない!と言いながら、銀子&るるは、食べてます。この時点で、母性とか関係ないやん!ってなってしまいます。でも、バンクシーンは、そう思えるほどに優しさに包まれていた訳です。

 転校してきた銀子&るるに加えて、もうひとつ、空席がありました。この時点で、空席があるのも謎です。そのあと、純花が食べられてしまいます。そして、透明な人達が口々にうわさします。

「あのクラスって他にも…」

 既にこのことから、銀子&るるが転校してくる前から一人行方不明だったのか?となります。

 断絶の壁からの挑戦と称する電話が紅羽にかかってくる訳ですが。断絶の壁や、断絶のコートについては、思うことはあれど、どれも今の時点では、納得のいく考えではありません。

 

 ジャッジメンズについて。

フロイト的な物なのか、ユング的な物なのか。三位一体なのか。三位一体なら、三相一体のほうが近いのかな?とか。劇中でも、3つ対が多いなぁ。と言う印象も。

 フロイトとしたら、イド・自我・超自我で分けられますので、ある意味サッパリと理由付けができそうです。紅羽の無意識での出来事として。あくまでも、フロイトとして見た時に、過去の出来事やトラウマ、いわゆる後天的な出来事が、紅羽の無意識に刻まれて、それが形になった。それが深層心理で行われている裁判。

 ですが、もしフロイトだとしたら、なぜ、その三人(匹?)が、断絶のコートと称するところにいて、しかも、ライフセクシー(と思われる)から「断絶の壁からの挑戦です」とかって、電話くるんだ?という謎も出てきますし、なぜそこに、銀子とるるが登場できるのか?という謎も生まれます。紅羽の心理内での出来事のはずですから。

それが具現化した…とかなると、なんだかまた違う話になりかねませんし、実際はごくごく普通の世界だけれども紅羽の中だけで起きている世界のお話。とかだとしたら、それはそれでアリなのかもですが…。何か釈然としません。

 もし、フロイトなのであれば、断絶の壁はある意味ユングとも言えるかもしれません。断絶の壁の中は、フロイトの世界。外はユングの世界。果てしなく広がる海のような場所。無意識にあるものは、個人的なものなのか、集団の中でのものなのか。

 ただ、とっても難しい…。全然理解できないです><とっても、難しい…。そう思うと、12話で収まりきれるのかしら?という現実的な疑問も^^;なので、フロイトユングのように、心理学的な面でみるよりも、もっと違うアプローチがあるのでは?という気持ちにもなります。

 

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また「承認」という言葉も印象的です。承認欲求見たいなものでしょうか。

誰かに受け入れられたいと思う気持ち。認められたいと思う気持ち。でも、自分は取るに足らないちっぽけで何もできないから。と思う気持ち。自分は、他のヒトよりも優れていると認めてもらいたい気持ち。でもこれも、そんな簡単に分類できるようなものでもありません。なので、違うかなぁとか、本当にもう裁判に関しては迷路、五里霧中です^^;

 案外、現在・過去・未来ですよ。いや、あのジャッジメンズに意味はないです。とか、そういうオチかもしれませんし…。名前も、クール・セクシー・ビューティーです。クールはまだわかります。セクシーとビューティーは、この上なく意味不明です。役割は、検事・弁護士・判事のようですが、名前が本当に謎です。ここは、もう少し観ていけばわかるのかなぁ?

 

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3話まで見てきて思ったことは、同性愛的なユリというよりも、食べる・食べられるに焦点があり、ユリユリしさは感じられないと言う事。確かに、紅羽と純花の間には「愛情」があったのかもしれない。でもそれを、すぐに同性愛に結び付けてしまうのは、どうなんだろ?と言う気持ちと、監督自身が、「ユリといえば、あのユリです。」と言及なさっている事から、同性愛的なユリの物語なのかしら。という気持ちがあります。

 性的な意味での、マイノリティーとマジョリティーと言うようなテーマでもない気もしています。また、熊嵐という小説が元ネタなのでは?と言われているのですが、それとも違うように思ってます。個人的な発想?でしかないのですが、私が「ユリと熊をあわせたら、何になると思う?」と聞かれたら、女性・母性、結婚式のウェルカムボード…とか、そういう風に答えるかもしれません^^;

そもそも、ユリと熊が混じるって、どう混じるのか謎です。そういえば、白熊でてこないですね…wそのうち出てくるのでしょうか?熊が一斉決起ってのも、謎ですが「そういうものなんだから、仕方ない。そういう世界なの」と言われたらそれまでです。すべてが、そういわれたら仕方がない。と言うのが今の時点でのユリ熊嵐な気もします><

 

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まだ3話目。この先の展開が気になる所です。どう転んでいくのか。熊は何なのか?断絶の壁は何なのか?銀子とるるの正体は?過去に何かあったのか?紅羽のお母さんの澪愛はどう絡んでくるのか?

 ラストは、ビタースイートな展開になりそうで、なんだか今から、切ない気持ちになります。OPのラスト絵のように、銀子・るる・紅羽の三人が笑顔で終わりますように…。

 

今までの監督のパターンから言うと

○消える(存在そのもの・記憶から)

○赤ちゃんになる

○子供になる(生死不明、もくはこの世には存在していない)

 このどれかのパターンな気がしてなりません;

 

ほんと、どうでもいいことをツラツラ…。ほぼ、チラシの裏メモと言う…。

 

全然まとまってないなあ( > <。)