さらざんまい 戯言@ざれざんまい2

 

 

 

youtu.be

「一稀」

この世界はつながりにあふれている

血のつながり 街のつながり 思いのつながり

みんなつながっている世界

なのに、どうして僕は誰ともつながれないんだろう

 

「悠」

この街では消えたものは忘れ去られる

店も建物も人も。新しいもので上書きされていく

だれもその事を気にも留めない

俺はつながりなんて信じない

 

「燕太」

俺は信じてる

俺たちには、ちょっとやそっとで切れないつながりがあるって

俺たちはきっともう一度つながれる

 

「玲央」

人間は滑稽だね。

脆いつながりに縋って

思い込みは危険だよ

 

「真武」

始まらず 終わらず つながられない者達よ

今ひとつの扉を開こう

欲望か 愛か

 

僕は(一稀)

君と(一稀)

君と(悠 )

君と(燕太)

君と(玲央)

君と(真武)

 

つながれるだろうか?(一稀)

 

「ケッピ」

手放すな。欲望は君の命だ ケロ

 

 

youtu.be

「その河を渡れ。

 もう決して戻れないのだから。」

たとえすべてがすぎさって

すべてがからっぽになっても

僕はこのつながりを守りたい

さらざんまい

 

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「僕が嘘なのか、

 世界が嘘なのか、

 僕たちが嘘なのか、」

僕たちはつながっている

でもそれが嫌なんだ

でもそれが欲しいんだ

欲望の強いやつは誰だ

さらざんまい

 

youtu.be

「たとえすべてが過ぎ去って、

 この世界がからっぽになっても。」

本当のことを言うよ

君はつながってるけど 一人なんだ

手放すな 欲望は君の命だ

さらざんまい

 

 

 

ティザー3本を観ると、1は一稀、2は悠、3は燕太かな?と思いました。

1から。

最初はこの3人、一稀・悠・燕太かな?と思ったのですが。そうではないと考えた時、じゃあこの3人のピクトグラム誰を指してるんだろう?となり、一稀視点からの感情だとすると「父・母・春河」かな?と。

一稀は家族と繋がりたい。繋がっているようで繋がっていない。そして「河」を「渡れ」とあります。続いて「決して戻れない」とも書いてあります。モデルとなっている場所から考えても、隅田川を彷彿としますが。河を渡れ。もう戻れない→対岸に行くと、戻れない。対岸には何があるのか。生と死なのか、それとも隔てられた何か。橋があれば、渡れるのでしょうか。もしくは渡し舟のようなもの。

完PVで言っている様に、一稀は誰とも繋がっていない。家族と繋がっていない。という事でしょうか。絵だけを見れば、家族と離れてしまっている。と観れますが、2話の予告を見る限り、春河の居る朝食風景は普通でした。ただ、一稀の姿がありませんでしたので、なんとも言えないのですが。皆、生きているのだとは思います。が、過去の回想的なものであれば、まだわかりません。すべてが過ぎ去り、からっぽの世界になるというのは、どういう事なのか?世界がからっぽ。無の世界。何も無い世界。「たとえ」と付いてますから、それくらいの強い意志とも取れます。

 

2の悠は、多分兄・誓に対してのことだと思います。僕たちは繋がっている。兄弟ですから、繋がりはあります。時としてそれが嫌。でもそれが欲しい。

これも2話の予告からして、兄の悪事の手伝いらしき事をしているのは、明白です。時として、嫌な事もあるでしょう。兄弟だからといっても、14歳の少年にさせることではないでしょうし。それでも、悪事に手を染める兄弟。なにかしら理由があるのかもしれませんが。そんな兄との繋がりを、時として憎く思っても仕方ありません。そして両親が居たのであれば、こんな事させないでしょう。そこから、両親は居ないと推測できます。となると、肉親と呼べるのは兄・誓だけ。兄に対する愛情があるのも確か。一緒に居たいと願う気持ちもわかります。完PVをみると、消えたものは忘れ去られる。とあることから、兄・誓の所在がどこにあるのか疑問です。どこかへ消えたのか。街も建物も。きっと、消えて欲しくないものがあっても、消えていくのでしょう。街は発展していくと同時に、個々の思い出の象徴たるものも消えていきます。新しい建物が現れて、上書きされていきます。居場所がなくなる寂しさ。そんなものかもしれません。欲望の強さとは?兄・誓にも欲望はあるはずです。僕が嘘なのか。は、自分の存在も消えているのか、それとも世界がそもそも存在していないのか、僕たち兄弟の存在がそもそも無いのか。と言う反社会的行為に対しての言葉かも。絵をみるとカワウソ側のマークが。欲望が強すぎると、カワウソに欲望搾取される。とすると、この先兄・誓がカパゾンビになる事もある?なんかちょっと、想像したくないのですけれども…。様々な意味で。

 

3の燕太。コレが一番解らない。一番ダークな雰囲気ですので。本当のことを言うよ。と言うのは、燕太は「ちょっとやそっとでは…」と完PVで言っています。でも実際は、繋がっている様に思わせて、実はそうじゃないんだよ?と言われていると解釈もできる。燕太が繋がっていると信じている相手は、一稀。一稀からしてみたら「え?繋がってないよ?」みたいなものでしょうか。一稀にしてみたら、繋がりたい相手は燕太ではないのですから。ある種の1方通行。繋がってるけれども一人。その繋がりは、学校だったり、クラブ活動のサッカーだったり。ゴールデンコンビだろ?と言った事から、コンビとしての繋がりを持っていた。でも、実はそう思っていたのは燕太だけで、一人だった。というあたり。ですが、上の二人に比べますと、どうもこう…青春ストーリー臭いと言いますか。この年代独特の悩み的なものは感じるのですが、一人だけ等身大すぎます。本来ならば、燕太が普通で上記二人が何かしらダーク過ぎるのでしょうけれども。

 

このティザーが誰か一人を指しているものではなく、全ての登場人物に当てはめる事も出来ると思います。一稀・悠・燕太それぞれにあてはまる。途中で、ピクトグラムが上に一人、下に3人という構図がでてきます。それは、この3人組と対岸?に居るのは繋がりたい相手。だとすると、一稀視点でいえば、ハルカッパ。悠視点から言うと、誓。燕太視点で行くと一稀。そうだとしましたら、間は河。対岸にに居る相手と繋がりたい。こういう事だとすると、燕太→一稀と言う構図で、一稀は今の所生きているはずです。ですので「この世」と「あの世」という隔たりではなさそう。

声で出ているレオ&マブ。この二人にもかなり秘密がありそうです。「人間は滑稽」と言っている事を考えても、人外なのかもしれません。ケッピという謎の生命体UMAが出てくるのですから、人でないパターンもあるはずです。つながりは脆い。といっていますので、繋がり自体をあまり信じていない?のかもしれません。思い込みというのは「繋がっている」と思い込むこと。逆に「繋がって無い」と思い込むこと。何に対しての思い込みなのか。マブは、1話のCパートの台詞をそのまま言っています。欲望か愛か。と二者択一を口にしています。どちらか選べ。ということでしょう。金か愛か。みたいなもの?欲望を選んだ場合、カパゾンビになる?1話のCパートを観る限り、選択を迫られた者は選択さえもしていなかった様にみえましたけれども…。問答無用でゾンビになってた気が。かわうそ交番、カワウソマークのついた太鼓等々から考えても、レオ&マブはかわうそチームだとは思います。レオと聞くとウルトラマンが最初に頭をよぎりますが…。

仮にレオ&マブがカワウソチームだとすると、ケッピと同じ様に欲望搾取をして、何をしようとしていたのかが、わかりません。ただ「邪魔がいるようだ」とレオ&マブが言っているあたりから、カッパチームの存在は「邪魔」の様です。だから、反対勢力(?)のケッピは、カパゾンビを倒せと言う。カッパVSカワウソの対立の構図はわかります。が、なんで対立しているのかさっぱりです。カパゾンビを倒されては困るのがカワウソ側。カパゾンビの存在が困るのはカッパ側。このあたりは、大いなる謎を含みますが、本編の本質部分に近い気がします。

ツイッターを見る限り、「ア」からの年賀状やラブレター(?)が来ています。レオとマブは「ア」とも無関係では無さそう。ですが、それの全てが今から10年ほど前の話です。この10年で一体何があったのか。スピンオフではありましたが、サラとも関わりがあります。吾妻サラと名乗る彼女。「サラ」の名づけ親は、レオ&マブでした。スピンオフなので、完全別物としてみるのか、それとも本編と何かしら関わりがあるのか。もし関わりがあるのであれば、どこまで関わりがあるのか。全部の放送が終わった後に、スピンオフを見返すと「こんなん泣くわ」状態になるものだとは思いますが…。だとすると、明るい未来はレオ&マブには期待できなさそうです。

 

 

sarazanmai.com

公式のキャラクターページ。

各登場人物をクリックすると、○がくるくると回り、それぞれの変身後?の姿が。今の所、一稀・悠・燕太の3人がカッパになります。という事は、残りの5人も何かしらに変身?するのでしょうか。

ケッピ→人間 レオ&マブ→カワウソ? サラ→カッパ?

この辺まではなんとなく変身後を想像できますが、誓も…?となりますと、果たして何になるのか。カッパ…だとしても、誓から尻子玉…。とこう…絵的に。だからといってカパゾンビでも、うーん…。うーん…。

カラフルな○をみてますと、オリンピック!もうすぐだなぁ…とか、違う事かんがえてみたり。それくらい誓の変身後の想像ができないです。

 

 

ユリ熊嵐の時、百合園蜜子という「欲望と言う名の幽霊」が出てきました。彼女は欲望のままに生きた熊でしたが、撃たれて死にました。「欲望の反対は死」そのまま、欲望は命という事でもあるのでしょうけれども、さらかっぱで言う所の欲望って、どのあたりまでを指しているのかが、掴み取れません。まだ1話ですから、当然といえば当然ですが。

 

 

 

youtu.be

疾走感のあるOP KANA-BOON「まっさら」

いつか歌詞にも言及してみたいと思います。今はこの疾走感のあるメロディーと意味深な歌詞を満喫しつつ♪

 

いつもセラムンウテナ・ピンドラ・ユリ熊)の様に、主要人物が走る歩く走る歩く。そして、セラムンの悪役を彷彿とするような登場をするレオとマブ。そこから、流れる様に画面も走り抜けていきます。最後の3人の笑顔。いいですね!きらきらぁ~☆

誓ってピアスをしていたのか。左耳にもしてるのかな?残念ながら、現時点ではわかりませんでした…。一般的に片方のピアスって…。しかも右側のって…。まぁ両方にあいてるかもしれませんし。

 

それと、この疾走感そういえば。ともうひとつ思い出したのは

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今話題のQUEEN様♪

全く関係ありませんが、今ヘビロテだったのでOPやバンクシーン等とすごくマッチして、頭の中で再生されてしまった曲。という次第でした。

 

www.youtube.com

 

EDもかなり美麗!!

曲もありがちなバラード調にしてしまうのではなくて、疾走感もほんのり感じつつ、どこか切なくなるような仕上がりに、初見のとき「うわあぁ」となりました。舞台となった夜の浅草界隈。どこか過去と現在が入り混じり、混沌としたカオスでもない、でも綺麗なスラム感もあるような、独特の古きよき下町感もあり…と語るに語りきれない街並み。それを雨上がりの深夜という時間帯で現される独特の感性。スゴイ!!静寂さが昼とのギャップで、より浮き彫りになっているあたりもイイ!そんな雰囲気の中に放り込まれた三人の姿。彼らの心象がそこに現れているかのようで。