さらざんまい 第2皿@つながりたいけど 奪いたい

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2皿目は、1皿目の衝撃は和らいだものの、ダークさの破片が所々見え始める回となりました。ですが今回も、様々な場面で笑える所もありました。

 

 

「そうだよ。僕は吾妻サラの女装をして自撮りをしている、おかしい奴なんだ!」

前回からの続きで始まります。一稀の秘密が漏洩し、困惑気味の悠と燕太。そんな3人の空気を変えたのはケッピ。

「まあまあ、クールダウンしましょうケロ。今日のお礼にイイモノをさしあげますケロ」

なんだか「ありがたやー」と言いたくなるようなBGMと共に現れたのは…。

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「希」と書かれた皿。ケッピ曰く

「これはどんな望みでも叶える事ができる、希望の皿ですケロ。大事な事を言いますケロよ。これは第一王子…」

と、大事な事を言おうとしたら!燕太が「マジぃ?!そんだら、かっぱ巻き1年分とかもありー?!」と、ケッピから皿を奪い、くだらない事を口走ってしまいます。

 

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あーあー…。皿に意味不明な願いが、書かれてしまいました。

おかげで

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叶えられてしまいました。あーあー、もったいない!

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願いが叶うと、希望の皿は割れてしまうようです。

「ちょっとまって!今のなし!」と、慌てる燕太ですが(そりゃそうよね…)時すでに遅し。もう叶っちゃいました。

「これからも河童になって、カパゾンビの尻子玉を抜いて貰いたいのですケロ。あなたたちに、叶えたい望みがあるのなら」

 

どうやら、カパゾンビの尻子玉を抜くと、希望の皿が貰える?システムの様です。

 

場面は変わり、どうやら一稀の自宅マンション。

一稀は2段ベッドの上で、希望の皿について思いを馳せています。そんな思考をとめたのは「かずちゃんー」と言う声。

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「ねぇねぇ、今日のニャンタローのご飯、おさかなざんまいでいいかなぁ?」

この子は春河。僕の「弟」だ。えっ!弟なのか!と、ちょっとした衝撃を覚えつつ。部屋の全貌も明らかになりました。猫の名前も「ニャンタロー」タローという事はオスなのでしょうか。

春河は、SNSでサラにメッセージを打ち込んでいます。春河がサラだと思ってメッセージのやり取りをしているのは…いわずもがな「一稀」です。春河は「ハルカッパ」と言うアカウントで、一稀サラと通信していました。

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「サラちゃん グッモーニン☆」「サラちゃんは ネコってすき?」

と言うハルカッパの問いに

「グッモーニン★ サラは猫さんが大好きでぃっしゅ★」

と返す一稀。

僕は春河のために、希望の皿を手に入れたい。と、内なる声。そこまで強く思う兄弟愛って珍しいのか、珍しくないのか。

 

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一稀宅の朝食風景。ちゃんと両親・弟と揃っています。朝からアサクササラテレビを身ながら食事を取る一家。春河はサラちゃんに夢中の様です。純粋無垢で可愛い!という印象を受ける春河。

「グッモーニン☆ハルカッパでぃっしゅ」と、テレビに答える春河。父に「春河は小学校でハルカッパと呼ばれてるのかい?」と聞かれ「えっへへー秘密」と笑顔で答えます。春河が小学生と言うのは解りました。

母が一稀に声をかけますが、そっけなく答える一稀。そんな一稀に、まって!僕も行くーと、急いで食事をする春河。

 

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「ア」公園。

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「ねぇねぇ、ニャンタロー太ったかなぁ?」と言う春河。この猫がニャンタロー。どうやらOPの猫=ニャンタローだった様です。

「初めて会った時はもっとスリムだったよね?」「かわんないだろ…」と、そっけ無い一稀。繋がりたい相手なのに?春河の為に皿が欲しいのに?なんだか、このそっけなさが違和感しかありません。でもそんな一稀に対して「へへっでも僕、嬉しかったなぁ。カズちゃんが、いつか猫を飼ってみたいと思ってた、僕の願いを叶えてくれたんだよ?」その言葉に一稀は一瞬、ハッと息を飲みます。

 

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スマホから、サラテレビを見ていた一稀。ラッキー自撮り占いが流れます。

今日のラッキー自撮りアイテムは「ネコ」

下のサラレポートには~プリンスが見つかったディッシュ。感動の再会ディッシュ。プリンスは変わり果てたお姿に…。でもサラのLOVEはふぉーえばーディッシュ。彼の吐息はきゅうりの匂い。彼の瞳は魅惑のブラックホール。彼の声はセクシーボイス

とありました。

「サラは猫さんが大好きでぃっしゅ!」と、サラ。それを観ていた一稀は「よかった本物も猫好きで」と、ホッとしますが。横から春河が、サラの画面を見つけて「カズちゃんもサラちゃん好きなの?」と問います。一稀は「いや、ぜんっぜん」と、やはり素っ気の無い返答。

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「僕はサラちゃん大好き!そうだ!僕のすっごい秘密、カズちゃんにだけ教えてあげる」そういって、ポケットからスマホを取り出す春河。まさか…この展開は…。

「僕ね、サラちゃんとお友達なんだ。毎日メッセージでお話してるんだよ?ほら!」

スマホの画面を、一稀に見せる春河ですが「それ騙されてるんじゃないの?」と、本当の事を言う一稀。「ちがうよーホンモノのサラちゃんだよぉー」春河はホンモノだと信じている様です。

観て!

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「ほら!」♪ディッシュ♪

ぎゃー

僕だ…

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「ほら!」♪ディッシュ♪

ぎゃあーー!

僕だ…

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「ホラ!」♪ディッシュ!♪

ぎゃあああっ!

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僕だ!恥ずかしい…のか?w案外、そうでもなさげ?

ヤメタゲテ…w

「えへへ。すごいでしょ!」と言う春河に…

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「よし!」ガッツポーズを決める一稀。騙せてる事に、安心?恥ずかしくは…無いようです…w大体、衣装もホンモノよりチープなんですが…。春河ちゃんにとっては同じ(?!)に見えるのでしょうね。ううん、カズちゃんだって事、本当は知ってたよ。ってパターンもある?このパターンは非常に残酷。

その後、意味深に↓

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春河のスマホ画面が、不穏なカワウソアイコン画面に。一瞬のことで、直ぐに戻ります。なんだかとっても嫌な予感。

 

場面は変わり、悠・誓が男をバスタブに潜らせて、何かを喋らせようとしています。

どこかのルート?がバレたみたいです。悠・誓にしてみたら、そのルートが漏れることは良しとしない事みたいですが…。

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「ぶすっと行くぞ」と誓。どうやら鉄製物差しを突きつけながら、この台詞をいうのは、兄弟の共通点?の様。悠が誓の真似をしているのかも知れません。

 

誓「ったく。気ぃつけろー?いつでも助けてやれる訳じゃねぇんだからよぉ」

悠「もう…あんなヘマはしない。だから、俺も連れてってくれ」

誓「お前は邪魔だ」

悠「…っ」

誓「次の山が成功すれば、結構な金が手に入る。その前に奴らに見つかっちまったら

  おしまいだ。わかんだろ?」

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悠「金なら俺が、なんとかする!」

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誓「……ははっそいつはいいな。俺がしくじったときは、頼りにしてるぜ。

  っとお別れだ、トオイ」飴をずっと、咥えていたのですね。

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誓「くれぐれも、無茶はすんなよ」

悠「にいさんも…」

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悠「俺は、兄さんの為に希望の皿を手に入れたい…」

 

久慈兄弟のやりとりを観ていたら、お互い「悪事」に手を染めている事はわかります。が、どちらかと言うと、誓は悠が悪事をすることに対して、無茶すんな。と言っているあたりから、兄にそそのかされて。と言う訳ではなさそうです。そして、誓は「金」が必要なのだろうこともわかりました。もうひとつ「奴ら」に見つかるとマズイ。ここもわかりました。奴らとは一体、何を指すのか。そしてそんな兄の為に、希望の皿を欲しがる悠。一緒に連れて行って欲しいと願う悠を、邪魔になるという理由で、それは出来ないと言う誓。ヤバイ事に巻き込みたくないのでしょう。願いさえ叶えば、一緒にいられるのでしょうか。だからこそ、皿が欲しいという願う悠の気持ちは、とてもよくわかります。金さえあれば。というよりも、何か目的の為にお金が必要なのも、やりとりから何となくわかります。兄弟共通の認識として「金が必要」しかも、普通に働いて得られるお金では足りない額なのかもしれません。故に、リスクがあっても、金になる事をやっていると推察はできます。が、何のために金が必要なのか。

皿に願う事は「金をくれ」なのか。そうでは無い気がします。もしかしたら、両親が何かしらの大病だとか、どうしても必要を迫られている事柄だと思います。もうひとつ。誓は飴を咥えてました。意味なくそういう事をしているとは思えませんが…。もしかしたら、キャラづけとしての飴かもしれません。ですが今後、この飴も何かしらの形で出てくる様な気がします。

 

場面は変わり…燕太の家にて。

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「次のニュースディッシュ。今朝、隅田川で男性の遺体が発見されました…。リバァーン…」

!!遺体って!リバーとザバーンとかけてる場合じゃないですよ!

サラレポートは~サラは渓流釣りをします。ニジマス・ヤマメ・イワナどれを食べてもデリシャスディッシュ。コツ…~って、渓流釣りをするディッシュじゃないのか…。

兎に角、事件です!

 

サラチャンネルが流れる後ろで、またまたKappazonの箱を開ける燕太。ところが!中にあったのは、ピストル!「なんじゃこりゃー!」

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「俺の箱じゃない…ってことは、久慈の…?」

と思考していると、またまたおねえちゃんの登場!

おねえちゃんに「あんたまた…」何か買ったの?と迫られるのを察したのか

「ちげーよ!これは久慈の荷物と間違えて…」「あら?もう久慈くんと仲良くなったの?」「んなわけねーだろ!」

「久慈は…やばい奴なんだ!」

 

ジャーン♪

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悠の部屋。完全にマズいです。ヤバイです。どう観ても「大麻」栽培しています。

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どうやら「おさかなざんまい」に入れて、取引をしている模様。やばすぎ!

携帯に着信が。「ああ…問題ない。飛び切り新鮮な野菜があるぜ」

ココで言う「野菜」は「大麻」の事でしょうか。なるほど、2話予告の時、一稀が気持ちよくなっていたのは、悠の「新鮮な野菜」を摂取したからかもです。ベランダからニャンタローが悠の部屋に。こそりこそりと進入しています。そして…

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袋詰めしている、新鮮な野菜を咥えてしまいました。

悠の携帯は、いわゆるガラケー。今時の事を考えますと、少々型遅れです。ここは、お金が無いからスマホじゃない。と言う風にも取れます。お金の為に、ヤバイ仕事もしているとも思えます。それは生活のためなのか、兄のためなのか。一緒にいるためなのか。

 

袋詰めの野菜(大麻)を咥えたニャンタローは、逃げてしまいます。勿論それを追う悠。

 

場面は変わり…

今日に限って猫が居ない。と、ラッキー自撮りをしようにも出来ずに困っている一稀が。

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そこへ、逃げてきたニャンタローが。弾力性抜群。

仕方ない。お前で自撮りを…。ニャンタローと自撮りをしようとしますが。

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何を咥えているんだ?と、不思議がる一稀の後ろから「見つけたぞ…」と悠の声。

「え?久慈?」もう女装がバレてるからかして、至って平静な一稀。

「デブ猫やろう!そいつをかえせ!」と、ニャンタローを威嚇します。鉄製物差しをニャンタローの前で振り回し「ぶすっといくぞー…」と言う悠の前に「やめろ!」と立ちはだかる一稀。どけ!やめろ!この子は僕と春河の大事な猫なんだ!などと、一稀と悠がやりとりしている間に。ニャンタローがおさかなざんまいの中身、小袋のひとつをパクン!と食べてしまいます。

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「っふざけんな!その腹、かっさばいてやる!」という悠を、やめろ!と止める一稀。

女装の違和感ゼロ。お互い受け入れている辺りシュール。

 

場面は変わり、今度は悠の箱を持って「どうしろっつーの…これ…」と、商店街を歩く燕太。

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ひっ!!ゾンビ?!こえええええ!

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引っ張られる燕太。ひぃっ!

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犯人はコレ。干からびたケッピ。水不足?

「空腹でぇ…タスケテ…ケロ…」

後ろにきゅうりがあるのに。全部食べちゃったのでしょうか?というか、ちょっと歩けば隅田川もあるだろうに。

 

場所は変わり…。

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花やしきへ。Beeタワーがありました。時間軸的な事が、よくわからないですが、現実時間とさらざんまい世界とはリンクしていないのかも知れません。現実では、Beeタワーは既に取り壊されていますが、さらざんまいという物語の中では、存在しているのかもです。

 

ニャンタローを追って、花やしきまで来た悠。それを追いかけて来た一稀。

逃げるニャンタロー。そしてなぜか…

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ラブラブBee忍者祭り カッパぁーン♪

カップル以外お断り!そんな日あるの?ねぇ、あるの?

これを観た一稀と悠は

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悠「明日にするか」 一稀「それがいいね」

いや、猫はいいの?!ねぇ、いいの?

にん!にん!にん!

それでは、ラブラブカップルデートにいってらっしゃーい!

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一稀・悠「まぁーーじでぇえええええ!」

いやいや、君達、ちゃっかりBeeコスプレしてるよね?やる気まんまんだよね?

 

そして、ケッピ・燕太側は。

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「しろはす」を頭からかけて、生き返ったケッピ。

生き返ったケッピを観て、はいはいよかったケロねー。と、どうでもよさげな燕太。相変わらず一稀は安定の既読スルーだし。とごちていたり。相変わらず、ということは結構スルーされているのですね。可哀想…。

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セイッ!セイッ!と、オマタからタオルでお尻を叩くケッピ。おっさんくさい…。

一通りの事をやり終わると、ケッピがなんだか真面目(?)な話をしだします。

「今このときにも、奴らの魔の手はこの街に忍び寄っているのですケロ」

「魔の手?」と聞こうとする燕太のスマホから、着信音が。一稀!?と、慌ててスマホを手にする燕太ですが…。「なんだ、ねーちゃんか…」がっかり。

 

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個人的に一番ツボったシーン。なんじゃこりゃー!w

7,80年代少女アニメを彷彿とするような、お姉ちゃんの変貌ぶり!カールで決めているのに、服!服!そのままやん!着替えような?!デートでしょ!まったく!

そして、背後に居るのは「◎ス」

ブス?ゲス?ドス?どれだ。しかも、一稀・悠組は、よくわからないコスプレをさせられているのに、おねーちゃん&◎スはコスプレなし!イカんでしょ!

コレを観た燕太は「ったく…人の気も知らないで…呑気にデートかよ…」と、呆れるばかり。いつの間にか隣でスマホを見ていたケッピが

「カパゾンビを倒すという使命があるのに、あの二人、危機感が無さ過ぎですケロ」

いつから使命になったのか。「は?何言ってる…」と、燕太が流そうとすると、スマホの画面には

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「久慈と……一稀?!」

その頃、花やしきでは。

 

相変わらず、ニャンタローを追いかけている一稀と悠。なんだかんだと満喫?している模様。途中、ピッピーー!と笛を鳴らされ「そこのラブラブカップル様!繋いだ手は愛の証!決して離されませんよう!」

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「離れちゃってごめんディッシュだーりん」「いや、離せよ!」「手を繋がないカップルは強制退場だよ」「ぐぬうううううう」「まてー!」「ニゲテー!」

楽しんでる模様。絶対楽しんでる。

 

ニャンタローに、早く逃げてと叫ぶ一稀。そんな一稀に「テメェいい加減にしろよ」と半キレの悠。

「ニャンタローは、僕と春河を繋いでくれた猫なんだ!」「ハルカって誰だよ…」

そりゃそうです。悠にしてみたら、誰?状態。

「春河は…僕の…大事な弟だ」

一稀の言葉を聴いて、一瞬黙る悠。一稀の気持ちが少しなりとも理解できたのかもしれません。

「猫は諦めてやってもいい」と言う悠。そのかわり…「希望の皿をよこせ」

ソレを聞いて「それは…出来ない」と断る一稀。二人とも皿は欲しいでしょうから。

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「お前、自分勝手もいい加減にしろよ!」キレる悠。そりゃそうかもしれません。取引として全く成立していません。あれもダメ。コレもダメと一稀は拒否しかしてませんので。

「久慈こそ!ニャンタローになんの恨みがあるんだよ!」一稀のいう事も、ごもっとも。

 

 

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場所は変わって、浅草変死体事件 捜査本部。

ここのピクトグラムは、警官に。

「本日未明に発見された変死体の身元が判明した」

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猫山 毛吉(ねこやま もうきち)38歳 無職

半年前、地域の飼い猫が次々捕らわれ、全身の毛皮を剥がされる「浅草猫ズルムケ事件」の容疑者として逮捕されたが、処分保留で釈放となった男だ。他殺の線で捜査を進める。

本当に命を落としていたとは…。なんだか思っている以上に深刻です。

説明が終わると急に、スポットライトがふたつ出てきます。そこにはレオ&マブが。

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レオ「そいつは俺らがやったのさ」

マブ「それは昨日のことなのさ」

そして…昨日の夜の回想に。

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「俺はやってにゃい」と、1話で観たシーンです。

そして、カワウソ側のバンク?へと変わっていきます。が!

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マブの手に、猫山の犯行現場写真が。

「欲望か 愛か」

と、太鼓と共に、カワウソマークが回ります。

「欲望!搾取!」

ここまでは、1話と同じだったのですが…なんと、その後がありました。

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かわうーソイヤー♪

?!?

舞台転換のように、交番の壁から、塔の中を彷彿とするような空間へ。舞台はカワウソマークのついた箱で作られている模様。

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♪虚勢された負け犬共 牙を剥け

惰性で生きるムシケラよ 身を焦がせ

欲望を 手放すな

欲望を 手放すな

我らが得たもの 二つの運命

我らは似たもの 一つの生命

欲望を 搾り取れ ハッ

欲望を 搾り取れ ハッ

カワウゥーーソイヤ!!ソイヤ!

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カワウーソイヤ!ソイヤ!

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 カワウーソイヤ!

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カワウーソイヤ!

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ブクブクブク…

 

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ジャン♪

どこでやってたん…。

 

すまし顔で「欲望を」「搾り取れ」と言うレオとマブ。

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ここまでが前半パートでした。

今回は「猫」がキーワードなので、絵も猫。可愛いです。

 

前回の謎だった部分が、解った面もありました。

ハルカが弟だった事。どちらかが死んでいるのでは?と不穏な事も過ぎりましたが、普通に一稀もハルカも生きている様です。ただ、その年頃の子特有の家族との隔たりみたいな物があるのか、うまく兄弟愛的なものを表現できないのか、弟・春河に対して一稀は、素直に出せない深い愛情と強い想いを持っているようです。悠にしても、兄・誓に対して深い想いがあるようです。二人ともに、兄弟愛で何かしら抱えているのは解りました。

花やしきデートは、楽しんでるよね?と思えます。一稀にとって女装は、知られたく無い秘密だったはずなのに、開き直ったのか堂々としていましたし。

 

カワウソ側の欲望搾取方法も、前回より明確になりました。どうやら同じ欲望搾取でも、カッパ側とは全然違う様です。しかも猫山の命は無くなっています。尻子玉を抜いた状態であれば、完全なる死にはならない。

ソイヤ!という歌にあわせて踊るレオとマブ。箱の中に人を詰めて、カワウソマークを烙印し、そのあと、どこかへと運ばれる箱。途中で、欲望を搾り取られた者がカパゾンビへと変身していく様子は、カエルの卵の集合体にも見えます。その後ろに見える目も意味深です。瞼にうなぎだかなんだかが乗ってます。

レオはマブの胸から、心臓らしきものを取り出します。ウテナピングドラムでもよく観た光景です。取り出したものは、機械的なモノ。これがどういう意味があるのか。レオとマブは機械人間?という事なのでしょうか。

捜査本部での踊りも、他の人には見えていないのでしょう。でないと、二人共に変な警官です。そして、レオとマブは正式な警官なのでしょうか?そこも疑問です。

ここまで約15分弱。怒涛の展開です。

それにしても、燕太のおねーちゃん、面白すぎ…。