さらざんまい 第四皿目

プリンスって、まさか…レオかマブお前なのか?!そして、一稀クズ!そして、燕太はエクソシスト!なにより、悠があまりにも…苦しい回となりました。

 

まず回収したいのは、レオとマブ。1話目からみていて、プリンス=ケッピと思い込んでいました。サラの占いの下「サラレポート」で

フツウのニンゲンには みえません サラッとレポート☆プリンスを探しています 特徴はイケボでイイニオイでイロジロでモチハダでカエルじゃないディッシュ すきな食べ物はキュウリです」

とありました。そして

「プリンスはコールドスリープで どこかで眠っているはずディッシュ。もしそれを破壊した者は 祟られるディッシュ。ぐたいて…(確認不可」

これを読んだら、間違いなくケッピだよねー。と思っていたのです。でも今回のサラレポートは

「サッカと言うのは 生と死のはざまにいるでぃっしゅ。サラは、墨田区台東区のハザマにいるでぃっしゅ。プリンスは愛と欲望のハザマにいるでぃっしゅ※ここでいうサッカは作家なのかわからないですが、寺山修司・ボルタンスキー・ホドルフスキーなど生と死を感じる作家の影響を、幾原監督は多大に受けられていると思います。

とありました。ケッピは欲望フィールドにいますが、愛というワードは使ったことがないはずです。「愛か欲望か」というのは、レオとマブ。そう考えれば、捜査本部でも姿が見えている様には思えません。でないと、踊り狂うとか常人じゃない。レオマブ、お二方とも、非常にイケボです。そして!何よりも1話から非常に疑問だった「イイ匂い」ここ!申し訳ないのですが、ケッピはこう…沼臭そうだなぁとは思いましたが、イイ匂いとは到底思えなくて。これがもし、レオかマブなら、わかる!!となります。でも、「破壊したものは、祟られる」なんですよね。だとしたら、一稀と悠は「祟られている」状態に。燕太は?壊してませんが…。そして、希望の皿をくれる事を「祟る」とはいわないのでは?と、謎もたくさんありました。カエルというワードにもひっかかりました。摩訶不思議なのですが、ケッピとレオかマブ、一人の事をさしているのか、もしかしたら、この3人同一なのか?という疑問がわいてきます。見た目が、頭に皿を載せていて、ケッピの親類みたいなマスコットがいたので、サラは河童なの?と思っていましたが。普通の人間には見えないはずですし。ということで、あれ?!となった次第です。変わり果てたお姿も、ケッピは元々イケメンバージョンがあったのかな?と思いましたが、それこそサラちゃんの横に居るマスコットは変わり果てたお姿なの?!となります。何より「変わり果てた」と使うのは、大体、死者に対してです。そうなると、レオかマブ、心臓が機械なマブ=王子という線が浮かんできます。サラちゃんが探していたのはレオとマブで、こうするとスピンオフではありますが「ふたりはさらざんまい」がある理由も、なんとなく通じる気がします。そのほかにも

イロジロ→ケッピは色白ではなく、まんま白。マブの様な感じが色白?

好きな食べ物きゅうり→ツイッターでご近所から頂いたとは言え、アホほどきゅうり料理を披露していました。アホほど。です。

彼の瞳はブラックホール→ケッピは結膜炎です。レオマブは、ブラックホールとはいえませんが…。この点は、吸い込まれそう。と言う意味で捉えました。そうしますと、拳銃で「吸」の文字を出しているのは、レオです。

 

 

 今日のラッキーアイテムは「ソバ」 ちょっとわからなかったです。緑のタヌキまでは惜しかった…wそれにしても本当、細かい所まで丁寧に作られてて、すごい!!

 

一稀が本当、方向性がわかりません…w悠に急に抱きつくから、何事?!と予告で思っていたら、あの流れですとただやりたかっただけ。にしか…w

あげくに「サラちゃん誘拐計画」とか、自己中ここに極まり!という風にしか見えません。「春河のために!」というのが根底にあるにしろ、それはもう「春河のせいにしている」に転がっています。女装しているのが楽しいと思われても、仕方ないんじゃないかなぁ…と思いました。が。

一稀と、燕太・悠との大きな違いがありました。彼らの部屋には、昔自分が好きなもの、隙だった事に対するものがたくさんありました。サッカーのポスター、ユニフォーム、応援メガホン。ですが、一稀の部屋には、私物がほぼありません。家中が「春河中心」なのです。確かに、足が不自由な弟がいれば、そうなるのもわかります。でも14歳の少年です。自分のやりたいこと、好きな事たくさんあるはず。我侭もいいたいでしょう。尾崎ではないですが、十五の夜みたいに「大人なんてクソ!」と叫びたい年代だと思います。それさえも押し殺している。それは、我々が思う以上にしんどい事だと思います。最後の「春河が嫌いだ」で、やっと一稀の心に、少しだけ灯りが見えた気がしました。抑圧されている「欲望」が、解放されるといいのですが。本当に嫌いならば、繋がりを手放したくないとは、言わない・思わないでしょう。

 

悠は、両親の死という人生において、大きな経験をしていました。これは、年齢関係なく、誰しも訪れる事ですし、人生において大きな出来事なはずです。それだけでも、苦しいはずなのに、さらに追い討ちをかけるように、自分の知らない所で運命は回る。誓にしても、「由利 鴎」とやらとつるまなければならなかったのは、間違いなく悠のためであり、自分の想いのためであり、そして両親の為でもあったのでしょう。

 

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ソバゾンビ。

本体はアヒル。今回は「蕎麦谷 ゆで男」

今まで出てきたカパゾンビの中で、一番意味不明でした…wもっと彼女の傍に居たいから、彼女の入った湯船の残り湯を盗む。うーん…。意味がわからないw それを「そうか!」という悠もわからない…w 燕太のユニフォーム嗅ぎと、共通している何かなのでしょうか?笛舐め的な。もしそうなら、燕太もカパゾンビ対象ですよね。

 

今回は、悠の部屋に情報がたくさんありました。誓の舐めている飴。両親の遺影・位牌。燕太が前回抱えて居た本?と同じデザインのポスター。蕎麦打ち!2007年5月20日の写真。

 

印象的なのは、燕太と悠が話している場所が、立ち退き後だということ。形が変わる。物も人も建物も。それを象徴しているかのような空き地でした。

 

悠もサッカーしていたんだな。の件は、本格的にしていたのは誓の方では?と思います。ぶすっといくぞーでもわかるように、悠の誓への憧れは相当強いものです。襖に貼ってあるサッカー関連の標語的なものも、当時の悠が10歳としては少々かけ離れている感がありますし。そんな誓にあこがれて、悠もしていた。兄弟揃ってサッカー少年だったのでは無いでしょうか。あの部屋は悠一人の部屋でもないわけですから、共通の好きなものがサッカーだとしたら、あちらこちらにある物も、腑に落ちます。

 

飴の件も、誓の登場シーンの時から気になっていましたが、あれは誓なりの家族への愛情の現われなのだと思います。きっと家族にとって、大事な思い出が飴にこめられているのでは。ご両親の仏前に供えたものも飴。

 

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Aパート。誓との電話。このあと、叔母さんに声をかけられるのですが、電話の終わりが非常に曖昧。急に電話を切ったようにも思えますし、最初から電話は繋がってなかった?とも思えます。襖を叩く音で、こちら世界へ引き戻された感じで。

 

 

今後の展開としては、一稀のサラ誘拐事案がどうなるのか。という事があります。そのあと、どう転がっていくのか。そもそも1話の漏洩の時、燕太に色々と一稀はバレているのですから、燕太に協力してもらったほうが、イイと思うのですが…。どうも、一稀は燕太と距離を置きたがっている様に見えます。自分への特別な感情も、気づいてなあさそうですし。なのに何故、距離を置きたいのか。部活だけの問題なのでしょうか。

そして、レオとマブもとうとう動き出す様です。今うっすら想うこともあるのですが、とりあえず、4話を観た熱さそのままで書き出しました。