さらざんまい 第七皿目 つながりたいけど 裏切りたい その2

Bパートは、誓からの電話の内容を、悠が一稀と燕太に伝える所から始まります。

どうやら、でかい仕事がダメになったらしく、裏家業をしている誓は仲間に裏切られた模様です。

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鳥も2匹になりました。

誓は、指名手配がかかるのも時間の問題との事。悠は誓に着いていき、この街(浅草?)を出て行くと言います。

 

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「だから、サッカー部の話は忘れてくれ…」

と、壁を触りながら言う悠。本当は、サッカーしたかったのでしょうね…。14歳の少年ですから、友達と馬鹿言って笑ったり、何かに夢中になったりしたい年頃なのに。それでも悠にとってのヒーローは誓です。誓がNO1であり、今の悠の全てなのでしょう。

 

「あと1枚…」

ふいに一稀が、声をあげます。「え?」

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「希望の皿だよ。あと1枚で、5枚集まるんだ。それで悠のお兄さん、助けられる」

燕太「一稀…」

一稀「そうすれば、悠は出て行かなくていいんだろ?」

戸惑う悠「あ…あぁ…」

一稀「じゃあ、きまりだ。なぁ燕太」

燕太「おうっ!久慈のために、ラスト1枚手にいれようぜっ」

一稀「だから、悠はここにいてよ」

一稀が笑顔を悠に向けます。「なっ燕太」「きまりきまりぃっ」

仲良し3人組の青春がキラキラ光ります。なんていい友達!

 

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燕太「一稀ってさ、本当はああいうヤツだったよ。春河の事故が起きる前みたいだ」

コロッケを頬張りながら、悠に話します。一稀は、ゆあばすけっとで「しろはす」を購入中。

燕太「オレ、ずっと思ってたんだぁ。前みたいに一稀に笑ってほしいって」

燕太の話を聴いていた悠が、口を開きます

悠「お前はいいのか?お前はあいつの望みを叶えるために、皿を集めてたんじゃないのかよ」

皿を自分(悠)の為に使ってもいいのか?と気にしているのだと思います。

燕太は、久慈が気を使うなんて、雪降るんじゃね?とちゃかしますが。悠に窘められ、今でも一稀の望みをかなえたいと思っていると話します。そして、悠にコロッケを差し出し、今の一稀の望みは、悠を助けたいってことだから。と燕太は言いました。みんな友達思い!

燕太「わかったら、素直に受け取れよっ(コロッケを)」多分、皿にも掛かっていると思います。

悠「…ありがとな…」

燕太「あっ、やっぱ調子狂うからやーめたっ」

悠「ブスっといくぞ!!」 コロッケをむしりとります。

コロッケ、食べたくなってきた…。

 

一稀「おまたせー、ケッピのところいこうか」

何気ないこのシーン。友情物語いいなぁ~…なんてことはない!後から非常に大事になります。

 

 

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けろよぉーーーーじん!!

今日もこの街の間違いを正していくケロ。…今日…も?毎日しているのでしょうかね。

そして間違いと言うのは

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カッパだケロ

素敵でぃっしゅ~

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これは……カッパじゃねええええぇっ!!

さらっと、かっこいいでっしゅ

 

いやまって。確かに私も、あれ?これカッパじゃないの?ああカエルだ。とは思いましたけど。それ以前に主観バリバリ反映なシールよ、シール!なんでカエルはアホ顔なのか!鼻水まで垂らして。目もアホ満開。偏向すぎ!でね?サラちゃん?あなたなんで、ケッピを抱っこしてるの?ねぇなんで?しかも、素敵とか格好いいとか、ハートまで飛ばして…。さてはケッピ、希望の皿使ってサラちゃんを惑わしたな!?欲望バリバリじゃないか!欲望割れた癖に!

 

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「そして君は…私だけのカッパだケロ」

なにいってんだ…

「さらっと、好きでぃっしゅ」 ちゅっー

!!!!!!

サラちゃんがケッピの頬にKissを!キスは悪魔だぞ!

 

「最高のカップルです…ケロ」

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たまったまたま たまたま たまたま♪

 

ケッピの相手は

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↑こういうのでイイのです。なのに、なんでサラちゃん!

 

確かに、サラッとレポートでプリンスを探していました。そして「自称」第一継承なんたらはケッピです。やはりケッピが探していたプリンス?!となりますが。

 

よくよく思い出してみると。燕太が妄想するとき、いつも少女マンガヨロシクな、光のオーブが舞ってました。もっと言えば、ウテナの時に薔薇枠が出てくるシーンは、これは虚構の物語ですよ。と暗示する使われ方をしていました。サブタイトルなどがそうでした。ユリ熊嵐でも、同じように使われていたと思います。これを踏まえて考えて見ますと、このサラちゃんとのデートシーンが現実なのか、ケッピの妄想なのか、微妙なラインだと思います。現実にデートしていたとしても、相手がサラちゃんかどうかが謎です。燕太の妄想と同じ様に、その場にサラちゃんが居たとしても、キスなんてしてないでぃっしゅ☆と言われる可能性もオオアリだ!だいたいサラちゃんはケッピとデートしているのになぜ、カッパ状態じゃないのか。

 

後ろから、たまたまたまたまたまたまたまたま 歌声が。この声は…。

かわうそうそうそ!かわうそうそうそ♪

世の中 ウソウソ 奪うぞ タマタマ

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キターーーーーーーーーーー!!!!!!!!

カワウーーゥーー!ソイヤーーァッ!!

 

交番が舞台転換するときに、左側のテレビが微妙に揺れます。細かいw

 

ソイヤッ!ソイヤ!

そして後半戦だからかして、歌詞は2番へ。

新しいカパゾンビが生成されました。

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空を飛ぶのは、ボール。サラッとレポートには、たまがいっぱいたまらないでぃっしゅ。ときどき間違えて、プリンスを投げちゃいます。との事。やはり、プリンスはケッピかな…。6話みて、ああ、ケッピだねとしか思えないですしね。でも、投げるですから、うーん。

 

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ボールはフレンズ でぃっしゅ☆

 

どこからどうみても、ETなのですが。ETも少年と宇宙人の友情物語です。でもやはり、スタンドバイミーのように、主人公・エリオットが成長する物語でもありました。

 

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一方、一稀・悠・燕太は、ケッピの所へ。

ところが、ケッピの姿はなく(サラちゃんとデート中)しかも、きゅうりの残骸がっ。

燕太「ケッピの食べ残しか?」

悠「あいつが好物、放り出していくなんて…」

ケッピの扱いが…。

一稀「!まさか!ケッピの身に何かあったんじゃ!」

 

大丈夫。そんな心配してやることは無いです。

「ふたりぃは、カップルぅ~♪」などと、浮かれた歌を口ずさみながら、ケッピ登場。足が蜘蛛!きもいよぅ。

燕太「…なんだ、無事じゃん…」

 

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「んんっ!!!!!!」

ケッピ、いきなりの眼力!

「留守中に、何者かが侵入した気配がありますケロ 空き巣です!ケロ」

どんだけ留守にしてたのー。そして、空き巣て。ケッピの家かよ!って、ある意味家かも?

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大変です!希望の銀の皿4枚が!何者かに盗まれています。○マザキ春のパン祭りヨロシク、コツコツと貯めてきたのに!一体、誰が。

 

「カワウソ帝国の仕業かもしれませんケロ」

燕太「マジかよ、やばくね?」

そんなやりとりをしていると、一稀のサッカーボールが、空を飛んで行きます。

「どうやら、カパゾンビのお出ましですケロ」

悠「クッソー、こんな時にかよ」

燕太「一稀のボールを取り戻すっ 皿の事はあとでかん「がえる」っ」

「カエルじゃねぇってんだろおおおぉぉぉっ!!!」

 

「言ってねぇええええええ」

 

 

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タマゾンビ。今回は、長場は立たなかったようで。

それよりもヴィジュアル!口!口!ボールギャグ咥えてますがががっ!

しかも、手が足になって頭がボールで、蹴っているという表現?ややこしい…w

なんか欲望の傾向はこの姿でもう、わかるのですけれども…。なんでサッカーボールなんだ!訳がわかんないっ

 

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とりもーどさなきゃ いけなーいものがあるー♪ タマタマ

前回なかった戦闘バンク。しかも燕太がセンター。え?!なんで?!漏洩しそうな事ありましたっけ?となりますが。そう、6話からその前兆はありました。相撲の妄想でも、スーパーでの悠との会話の時にも。

 

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無事に尻子玉搾取! こりゃ タマらん…

「そうか ボールになって彼女に蹴られたかったのか」

えっと…。うん、なんかそういう人、居るんだろうね。うん…。というか、ボールになる云々じゃなくて、なんで男まで赤ヒール履く必要あるんだよ。でもまぁ、今までのカパゾンビに比べたら、まだ、まとも?被害者居るわけでもないので。

 

そして、来ました。漏洩タイム!ドキドキ…。

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なななんと!!練習場を荒らしていたのは、燕太!!!

お前かよ!!しかも2度も! しかも2度目は念入りに!!マジか!

悠「まさかっ…なんでっ お前の大事な場所だったんじゃなかったのか!」

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燕太「うへへ、いただきぃ」

皿も、お前かよ!!!

 

ごめんなさい。爆笑するしかありませんでした。一稀への強い執着があるのは、誰しもわかったと思いますが、なんてのか、やる事がゲスい。そして、一番ツボだったのは、場荒らしを2度もしたこと。2度目の念の入れ様。だから、寝坊したのかとか、色々とここで繋がってきます。しばらく、笑いが止まりませんでした。ごめんなさい…wやってる事はゲスいのに。

最後の台詞は

燕太「チクショー!!久慈の事ばかり、気にしやがってええ!」

ダメ押しです。笑いが止まらない。いや気持ちはわかる?かもです。いや、わからないかな…wいや、多少はわかる…かな?

七実のような、リンゴちゃんのような、るるのような…。

それの進化系が燕太なのかもです。

 

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Bパートはここまででした。

うわぁ、これ3人組どうするのw ねぇ燕太、どうするのw裏切りすぎw

燕太は「久慈」呼びだった事や、自分から何かを言い出すのではなく、一稀に同調しているだけの返事だったこと、色々と7話内にも伏線はありました。彼の中で、区分けをしていたのだと思います。一稀が言うから、久慈も仲間にいれて「やった」

あくまでもゴールデンコンビは、オレと一稀。この形は絶対なのでしょう。

でも、燕太はなぜ一稀を好きになったのか。これを思い出したらまた、気づきがあるかもしれません。まだまだ彼には余白が沢山あると思います。もしくは、久慈ばかり気にするんだよ!の中には、一稀と悠がお互いに、共感性を抱いていることを感じ取っていたのかもしれません。もちろん、一稀と悠がLOVE的な意味でどうにかなるとかではなくて。それにしても、燕太…。ギャグ枠すぎ。

 

Cパートは、回想 海草×から始まります

エレベーターを上がるレオ。着いた屋上にはマブの姿が。

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「レオ…心配をかけたな…もう、元通りだ」

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「お前は……誰だ」

レオが搾り出す様に言います。

「私はマブ、お前の相棒だ」

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「違う!お前はオレの知ってるマブじゃない!マブはそんな顔でオレを見ないっ!!」

「帝国の技術力は本物だ。私の人格は完全に再現されている」

「嘘だ!オレは認めない!」

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「ウッソー……ではない。今のマブには、機械の心臓が埋め込まれている。それを動かすためには、お前の助けが必要だ。気に入らないなら、マブの心臓を止めればいい。お前の手で…」

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「オレに…マブを二度も殺せっていうのかよ…」

「ウッソー。お前達には本日づけで、人間の世界に移動してもらう。カッパ王国から奪い取った、我々の希望と共に」

 

だだだだだだだだだだだだ

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ダダダダダダークネス!!!!!!

 

 

どうやら、欲望が割れた後のダークネスは、カワウソ帝国によって捕獲?された模様です。我々の希望と言っている点からして、元からカワウソ側はこの「ダダダダダークネス」を目的として、カッパ王国を殲滅したのかもしれません。

 

ケッピが「人の子よ!助けてほしい」と、一稀と悠にお願いしようとしたのは、もしかしたら、このダークネスに関わることなのかもです。

6話のCパートで欲望が割れる前までは、人間っぽい姿をしていました。アレがケッピならば。ですが。そして、欲望が割れてしまい、黒いものは外にでてしまいました。が、そういった黒いものも、ケッピの一部には変わりありません。今は半身状態で、完璧な元の姿に戻れない。だから、元に戻るためにダークネスがケッピには必要。こういう事も考えられます。

 

レオとマブは、そんな顔で俺をみない!とレオは言っています。じゃあどんな顔?となりますが、レオ視点からの事をいっているのか、もしかしたらレオとマブ共に、違う形態があって、そちら側の姿じゃない!とレオは言っているのか。私達にもまだ明かされていない姿があるのは、間違いないと思うのです。レオからしてみたら、その変身後の姿が本当のマブ。といっているのかもですし。このあたりも、謎です。

そしてやはり、本当はレオが生かされている気がします。科学力は本物のはず。でもマブなら、レオを生き返らせてくれと頼むでしょうか。願ったとしても、レオを苦しめるような形にはしない気がします。だとしたら、本当はレオがマブを庇った。立場を入れ替えて、私を殺してくれと、願ったのかもしれません。そう考えたら、レオが白い部屋で目覚めた時の、何かが割れる音も皿なのかも?と、思えます。そしてまた、レオは希望の皿を欲しています。

レオの願いは?マブを前のマブに戻してくれ。かもしれませんが。仮にそうだとしましたら、レオは自分の命が落ちるということに繋がる気がします。マブはそれを良しとはしないでしょう(レオが本当は命を落としていたら。という仮定の元の話です)

だとすると、二人が願うことって一体何なのか。