さらざんまい 第7皿目 つながりたいけど 裏切りたい その1
7話は、情緒不安定な回でした。誰が?観ている私が。ですw レオとマブは、なんだか観ていて含みありすぎな感じもしましたし、マブの気持ちもレオの気持ちもわからなくもない反面、なんでだろう?と言う違和感を覚えたり。それとは別に三人組は、前半「あら~」と思っていた出来事が、お前かよ!と深夜にも関わらず声をだしてツッコミ必須でした。
その前に、ひとつだけどうしても、どうしても!書きたい事が。5話からずっとモヤモヤしていて、頭から離れない事が…。さらざんまいとは、1ミリも関係がないので書く必要も無いかなと思っていました。そしてやっぱり1ミリも関係ないのですが。
↑これ、みなしごハッチという、大々昔のアニメ。ふた昔前あたりなら特番で「泣けるアニメ50選!」とかでお馴染みのアニメです。ハッチは、ママである女王蜂を求めて旅をする。みたいなアニメらしいのですが。
ハッチの王国は敵に襲撃され壊滅し、まだ卵だったハッチは親切なおばさんに助けられ命拾いします。そのおばさんは、ハッチを自分の子供として、他の兄弟と同じ様に育てるのですが。
ある日、ママ(親切なおばさん)がお出かけに行く際「いい子にしていてね」と言ういいつけをハッチは破り、勝手に外へ飛び出してしまいます。そこでカマキリに襲われたり、色々と危ない目にあうのですが、何とか自宅へたどり着きます。
心配していたママ(親切なおばさん)に、大目玉を食らうのですが、その時にハッチは本当の子供じゃない、あなたはミツバチだから、ミツバチとして育てられたほうがいいのかもしれない。的な事をママ(親切なおばさん)に言われます。ハッチはそれを素直に受け止め、本当の母を求め旅立つのですが。
実母を求め、ハッチは皆が寝静まった頃、こっそりと旅立ちます。その際、ハッチが言った台詞は
「さようなら、知らないおばさん」
でした。えっ…。今まで育ててもらったおばさんだろ?なんだよ、知らないおばさんて!つい昨日まで、おかあさーん言ってたのに?!知らないって…。と、摩訶不思議な感覚に。ハッチのメンタルが謎。
そして、さらざんまいの5話。養子とわかった途端、一稀は「あの人たち」と、今まで家族として接してきた人を表現します。一稀なりに葛藤しているというのは、頭では…理屈ではわかります。ですがこの台詞を聞いたときに、ハッチと同じやん!!と思いました。そこからもう、モヤモヤモヤモヤモヤと、なんで育ててもらった時間や、一緒に過ごした思い出は放り出してしまい、実母じゃない・実父じゃないってだけで、他人として扱おうとするのか?とか、一稀なりの葛藤があるにしろ、手のひら返しがすげーな…って思ってしまうのです。何度も言いますが、葛藤はわかります。凄くわかるのですが…。私の中で、ハッチ一稀に。
という、1ミリも関係の無いお話でした。
さらざんまい7話
始まって早々、何これ?!な展開。マブ何してるの!後ろにいるのは、カワウッソーの様ですが、シルエットはレオ?後ろにたってサワサワサワサワサワサワサワ。観ているこっちの気持ちがザワザワするわ!
マブの背景は
多分こちらのお店↓↓
ちか男くん…もとい「うそ男くん」
地下にどうやら、カワウッソーの何かがあるようです。ソイヤソイヤ舞台の場所とはまた別みたいですが。
表世界は「ア」だらけなのに対して、地下は「カワウソマーク」です。両方のマークが階段隔てて、両方同時に存在している図というのは、今回始めて解った事だと思います。観ている限り、特別な場所でもなく日常に溶け込んでいる様にみえますし、誰でも簡単に階段を降りたら、カワウソ街に行ける仕様みたいですが…。
「ウッソー まだ早いんじゃないのかね?」
「でも…私には耐えられない…」
「ウッソー お前は相変わらず我慢が足りないねぇ」
「お願いだ 焦らさないで」
「そこまで言うなら、自分でやって みなっさい」
「ああっ…」
なんやこのやりとり!!深夜だからって何してるんや!そんなことしてるのか!
人形焼作ってました。
ややこしいな!!
「私の行ったとおりだろ?まだ早かったのだ」
ややこしい言い方しない!マブもお料理を習っているのでしょうか。ふたりはさらざんまいでは、料理上手だったはずですが…。
そしてここからが、問題のシーン!
「ウッソー やはり微調整が必要なようだな。もう一度体の中を見せて御覧?」
「お願いします…。私は早く、望まれた私になりたいのです」
なんだか綾波チックになってまいりました。
「マブ…憐れで美しい、私の人形…」
カワウソ、何してるの!私の人形って!前回のメンテナンスとやらは、これの事だとは思いますが。一体何を施しているのでしょう。
食事するレオとマブ。Twitterでもブロッコリー入りカップ焼きそばありましたね。レオの好物のブロッコリーを乗せて食べるマブ。どうやら、機械人間のようで。レオはそんなマブにイライラ。大切な人が…と言いかけるマブに、はいはいわかってるよ。と、そっけないレオですが。さらざんまいの人達は、最後まで話聞かない人多すぎですw多分マブは、とても重要な事を言おうとしたと思うのですが。
上手く食べられないマブ。口の周りにブロッコリー。レオに「昨日みたことはいうな」と口止めされます。多分、ケッピを見つけた事をカワウソに言うな。ということでしょうけれども。
銃はキケン 社会の敵 らしいです。確かに吸い取られる。キケン。
6話では、一稀を救った悠の銃。この先、どうなるのか。
○○では 怪しいやつらに 気をつけろ ○○は吾妻?道路?
いや、レオとマブこそが怪しいです。ここでもブーメラン。
ちなみに、探し犬のドラゴンはまだ見つかってない模様。というか、誰も気にして無い。そして話にも関係が無い。ドラゴン可哀想に…w
このあと、3人組の話に場面は変わるのですが、先にレオとマブを。
川嘘交番の掲示板。凄くハイテク仕様でした。
「サラがあれば、全てうまくいく」と、手をかざすマブ。
なんと。サーチできる仕組みに。
カワウソアイコンは「USSO」
アマークは「FIND」
地図に現れる文字は、カワウソマークはSEARCH
アマークはFOUND
うおお!もうこれ、答えじゃないの?!レベルです。ですが、どう答えなのか…。
欲望の目印がカワウソマーク。欲望を搾取したあとがア
文字も、私の画面ではしっかり読み取れず、本当にFind・Foundなのかもわかりません。
「ア」は、やっぱり、欲望搾取された・またはカパゾンビの慣れの果てなのかな?と思いますが…。
それを前提に考えますと、アは既に調べた場所。見つけた・見つかった場所だと考えられます。ココから考えるに、レオとマブがカワウソ側から派遣(?)されるまでは、ア看板は無かった。なので、1話アバンのアのない浅草に。欲望を搾り取られた後→アが出現。なので、アが沢山でてくる。こうなります。1話アバンの大きなアが一稀に落ちてくるのは、ピンクの輪の中に一稀がいますのでアは一稀。抽象的な何かではなく自分や人間だよ。という種明かし?的な事だったのかもしれません。あえていうなら「吾妻橋」の「吾」まさか、ふと思ったなっちゃん先生の話だったの?!本当に最初の最初の最初、深読みいくない!と、思ってたのに…。吾妻のアで、自分と言う意味。透明になった人の「ア」 もうひとつ敢えていうなら、ピンクの丸なのは浅草だから。浅草線でピンクなのかな?と思います。
この後レオの回想 海草×に。
どこかの部屋で目覚めたレオ。白い部屋。天井に江戸切子模様
壁には、花の模様も。レオは青、マブは赤。静脈と動脈チックです。
見知らぬ誰か…。かぁーわっ・ウッソーですけどね。厳密には、カワウソ帝国科学技術庁長官らしいです。手下はゼロ。長官自ら働きます。
「気分はどうだい?」とレオに問うウッソー。
後ろでは、何かが割れる音。何が割れたのでしょうか?
ウッソーの話では、マブは命尽きていたらしく。
「マブ!!おきろ!オレを置いて一人で行くなんて、ゆるさねーからな!」と悲痛な叫び。マブには届きません。「なぁ!マブ!嘘だっていえよ!」
「ウッソー」 (筆者)お前が応えるな! って嘘なの?!なんだ、ギャグか。
「…ではない」(筆者)ややこしいやつだな! 嘘じゃないんかい!
こちとら、悲劇のシーンを見ているのに、横からウッソーではないとかなんとか、感情のもって行き方がわからなく。まさにジェットコースター。
「相棒の命を救いたいか?」ウッソーが問います。
「もう一度マブの声が聴けるなら何だってする……オレにはそれしかない…」
もう一度、声が聴きたいと願ったレオ。それは叶ったはずなのに。それなのに、違うと思う感情。一体なぜ。複雑な心境なのかもですが、個人的にはなんか違う気がするのです。レオは純粋に、もう一度声が聴きたいと願った。完璧な以前のマブに戻してくれ。とは願ってません。例えマブが寝たきりであろうが、なんだろうが、自分が触れる事のできる距離にいてくれて、レオと名前を呼んでくれる。それ以上望んでません。なのに、なぜブロッコリーでいらついたのか。想像でしかありませんが、もしかしたらレオがイラついているのは、自分を庇った事についてなのかもしれません。自分を庇わなければ、自分があの時絶命していれば、マブは命を落とさずカワウソの言いなりになることもなかった。レオは過去のマブを求めているのではなく、過去のマブを奪った自分が腹立たしいとも思えます。
あと、部屋を長官が簡単に行き来している点。もうひとつ、部屋が分かれていて、窓越しにしか見えない点。色は違えど、鏡写しなのです。鏡の中の世界があるといいますか。カワウソは1匹しかいません。ケッピも分裂しましたから、レオとマブも不可能ではないとは思います。どちらかが善で、どちらかが悪という分裂ではなく。元々2つのものがひとつになっただけ。だから、ひとつのものがまたふたつになる。表現しづらいですが、戦隊モノの合体ロボみたいな。それぞれの人格はあるけれども、ひとつにも合体できるという。それに近い形態も現状ではアリなのかもと思います。
※ananの雑誌インタビューで、レオは過去にこだわっている。人は変わっていくものなのに、過去のマブを求めている。マブは今を見ている。でも、レオの求める自分になろうとしている。というようなお話をされていました。それって、マブだけではなくレオも同じで、レオも過去のレオではないはず。
レオが拘っている過去というのは、レオとマブが出会ったときの事かもしれません。最初出会ったときに、レオを見たマブの目。マブがそれを覚えているのかどうか。
それと、6話Cパートで間違いなく負傷していたのはマブですが、あれだけの事故でレオも助かっていたのかなぁ?と言う謎もあります。
今回のCパートでマブは「カワウソの科学力は凄い」と言ってました。本当に凄いならなぜ、不完全状態のマブなのか。感情までは操作できないから?それと、本当に凄いのであれば、完全体なのはレオのほうで、不完全状態なのがマブ。両方ともに命を取られている・欲望搾取されているのかもしれませんし、現時点ではどうとも取れると思います。
前回、一稀の心のささくれがフラットになり、家族とも春河とも笑顔で接する事ができている一稀。サッカーもまた、復帰するようです。燕太との二人の場所で、サッカーをしていると、通りがかる悠。一稀が「悠!」と声を掛けます。呼び名も久慈から悠へ変化。なんだかんだと、3人でそれよりさっかーしようぜ!な流れに。
なんだかイイ感じに青春謳歌してます。が、翌日、練習場に行くと…
「なんじゃこりゃー!」な展開。ゴミ捨て場よろしく、ごみだらけ。
「誰がこんなことを」
一番に動き出したのは悠。「やるんだろ?サッカー。三人で」
かっぱぁ~♪ さらっら~♪ かっぱぁ~♪ さらっら~♪ かっぱかっぱ♪ふっふっ♪
悠、いい子すぎる…。新鮮なお野菜から、手洗えばいいのにー!
それにしても酷い有様。一体だれが!!
一生懸命片付けた甲斐もあり、ぴかぴかに。おつかれ!と手を叩きあう3人。
じゃ、また明日と別れます。
どうやら?一人違う方向を向いている様です。
街灯や、映る鳥は一稀・悠・燕太を表しているみたいです。
最初は
3匹とまっていたのですけれどもね。どうなるのか。
マブは一人で、ウッソーに報告しています。何か変わったことは?と聴かれ、何もありませんと応えました。レオとの約束を守ったみたいです。
「カパゾンビ予備軍がかなり減少しています」
「…ぅっそぉ~(微妙な言い回し)それはお前『達』の存在の危機を意味してるんだよ?」
「重々承知しております」
マブは何か…レオに秘密があるのかないのか。カパゾンビを生み出すことは、レオとマブにとって存在するため必要な事。それ以外にも何かあるのかないのか。
僕には3つのルールが「あった」
ルールが過去形に変化しました。人は変わっていくものですね。持っているものも、箱からボールへ。
アイドル・吾妻サラのラッキー自撮り占いを気にしない。
ちなみに、今回のラッキーアイテムは「タマ」
サラッとレポートには「なまず」の事がかかれていました。そういえば、シタッパーズはなまずに似てると言えば似てますが…。
オオサンショウウオといい、なんかヌメヌメ系っぽいのが多い。電気なまずなら、地震かなとも思いましたが、今のところ何に繋がるのかわからないです。
三人仲良くSNS交換している模様。約束の時間に遅刻?な燕太。夜更かししてるから。早寝早起きしないと。夏休みだからって夜更かしはダメ。
罰として、コロッケは燕太の驕り!と返信する一稀。
3人のやり取りに、笑顔がこぼれます。
すこーーし穿った見方をするとですが…。なんか、空元気?っぽい感じがしなくもないのですが。思い過ごしかもしれません。ですが、変わりすぎな気が。勿論、元々の一稀がこんな感じだったのかもしれませんが。
今目の前にあるつながりを大事にしたい。
一稀の変化は、良い方向に流れている気はします。
かと思いきや!
またしても!荒らされる練習場。しかも前回より、手が混んでます。やる気満々な犯人。執念深い。チョーーーーー念入り。これだけのごみを運ぶだけでも労力でしょうに。
「もう一度、もう一度なおそうよ!」諦めないと証明しようと、前向きな一稀。悠・燕太も同意。
掃除を始めようとすると、悠のスマホにコール音が。誓からのようです。
電話から戻ってきた悠は、もうサッカーはできないと二人に伝えます。鳥は一人、違う方向を見ています。
ここまでがAパートでした。
正直、ココまでの流れ・展開は6話よりも、断然好みでした。6話は熱い友情物語的な展開でしたので、なんとなく「こうなるだろうな」が予測できた。でも7話は、急な変化が様々現れたり、謎だったものの破片がみえてきたり。そしてまた新たな謎。ところどころにみえる、今後の伏線も十分にいれこまれていて、見ていて非常に楽しかったです。気になるのは、場荒らしの犯人。一体誰なのでしょうか。