Colors~宇多田ヒカル


宇多田ヒカル - COLORS - YouTube

大好きな歌です。MVも大好き。

夢を語る歌。と言うか、自分を奮い立たせる歌と言うか。

 

夢みてるだけじゃ何もできないし、文句ばっか言ってたって前に進んでないでしょう?出来ない事よりも、まずは出来ることしてみたら?って感じがして。

 

ミラーに映る自分を見て、それが本物だと想い、幻ばかり追いかけて、それにむかって速度あげて進んでる。

何してもいいって言われても、幻であって本物じゃないから、強い思いでもなく中途半端。どうしたらいいのかもわからない。どうなりたいのかも。白にも黒にもなれないグレーな存在。

何か描こうとして色を探し、見つけたのは炎の赤

けれども揺らめいて、いつ消えるかわからない、そんなあやふやな物で夢を描くなんて、ちゃんと夢もってるの?

 

青い空が見えない、夢が見えないって嘆いてるんなら、青い傘させばいいじゃない。あなたには、青が見えるはず。夢を描くのはあなた自身の自由なんだから。諦めたら何も描けない。真っ白になるだけ。だから今は、確実に残る鮮やかな色で夢を描いていくの。いつだって自分と夢との戦いなのだから。

 

どんな夢でも現実みたら、諦めるか諦めないかって、白黒つけなきゃいけない。そんな時に君にあったよね。

夢をとるか、現実をとるか、一時期迷ったけれど、今は寄り添えている。上手くやれてる。あれからひと月たつけれど、憶えてるかな?

 

何気ない日常の風景でも、オレンジを感じられていたらそれでよかった。なのに、余計な事いったから、違うことしなきゃいけない。

でも、真っ黒だけはまだ着ない。それは夢が死んだ時だけ。だからわざと夢を強く刻むの。まだ祈る時じゃない。

 

現実を見て、本当にやりたい事なんて出来ないんだよ。夢なんて忘れてしまったというのなら、何度でも何度でも塗りつぶして思い出せばいい。諦めたときにだけ、真っ白の虚無になるの。何度も塗りつぶした私は、諦めたくないから、もうあの頃の私の知らない色。

 

こんな解釈で聴いてました><

自分から自分への歌。って感じで。

 

MVは、とっても色彩鮮やかです。色彩といえば、SAKURAドロップスや、トラベリングの方が色々な色を使ってるのかもしれないのですが、COLORSは色の対比がとても美しい。赤と白、黒と使われている色が限られている分、とても鮮やかにその色が浮き上がっているように感じてます。

日本の美が感じられる所も大好きです。

 

最初の箱に入っている女性は、両方自分自身なんだと思います。夢が具現化した女性と抱き合う自分。自然と人工物の対比もとても面白いと思います。夢と現実と言う風な感じで。森からどこかのビルの中に場面が移り変わって、そこは現実世界。でもその中でも、紅葉を拾います。夢はちゃんと落ちている。

その後、数人の上半身裸・下半身は白いパンツを履いた同じ格好の男性がでてきますが、顔が映ってません。いわゆるモブ。透明な存在ってやつかもwこれは、現実世界に埋もれるって事を示唆してるのかなぁ?とか。夢をどんどん捨てていって、そこに染まっていく。だからこそ、白のパンツを履いてる。

そのあと、水が出てきます。これもどんどん時代や社会に自分自身が流されていってしまう。波に飲まれていってしまう。でも、ビルの中でも、見上げたら青い空はあるはず。無いと思うんではなく、ちゃんと存在しているから、見て!諦めたら、そこには何もなくなってしまう。という解釈です><

 

本当にこの曲もMVも大好き

宇多田ヒカルが、黒の服に身を包んでいるのも、印象的。箱の中の女性二人も。