ユリ熊嵐~妄想的観測~

注意!!!!!!

かなりの妄想が含まれている文章です!

 

5話冒頭、11年前。澪愛・紅羽そして熊の銀子と写真をとるシーンから始まりました。この後「私達は最初から、あなた達が大嫌いで、最初からあなた達が大好きだった」と台詞が入ります。「あなたをヒトリジメしたい」

 

今までは、この「私達」と言うのは人間全体の事で、「あなた達」と言うのは熊全体の事だと思っていました。もしかしたらそうかも知れませんが、5話を観てもしかしたら、私達と言うのは「澪愛」と「紅羽」の二人の事かな?と思いました。そのほうが、この台詞すんなりと入ってきます。前回の4話とも、繋がりが出来ると思います。

 

4話の場合は、るるにとって「じゃまじゃまじゃまーだわ」と、最初は煙たい存在だったみるん。でも失ってから、最初から好きだったと自覚をする。紅羽の場合は逆で、最初は大好きだった。でも、嫌いでもあった。なのかな?と思うのです。ですので、今現在紅羽は「熊を許さない。熊を壊す」と言ってるのかもと。るるの場合と逆。そして百合の苗字がつくのは、みんな熊!という説が信憑性を増しています。実際、5話までは皆そうでした。

澪愛は紅羽を産んでいます。単純に考えるのであれば、父親が居るはずです。今の所、そういった話は一切ありませんが…。ですが、父親がいなきゃ子供は出来ません。もし、結婚していたとしたら、女性のほうは苗字が変わる事が多いと思います。と言うことは「椿輝」と言うのは、結婚後の苗字で、もしかすると澪愛は旧姓「百合」のつく苗字だったかもしれない。となると、澪愛も熊かもしれない。そもそも、銀子やるる、蜜子やこのみも人間に化けれるのですから、昔からそういう事例があったとしても、何もおかしな事はないはずです。

 

熊がお母さんを殺した。と言うのは、もしかしたら、紅羽の記憶違いなのかも?と思ったりもします。5話でるるが言っていました。「本当の事いっちゃったら、私達人間の女の子でいられなくなっちゃう。それがルールだもんね」と。もし、澪愛がスキを諦めない相手に、本当の事を自分から言ったとしたら。人間のままではいられなくなるはずです。その本当の事を言った相手。それは、ユリーカではないでしょうか。

もし、本当の事をいって、人間状態が解けて熊にもどった後だとしたら、人間時に着ていた服や、身に着けていたものは、ぶかぶかになるか、破けるかして、その場に落ちてしまうのでは?と。変身が解けた後、その場に幼い紅羽来て、母の抜け殻と熊の姿をみたら、熊が殺した!と思っちゃったとしても、仕方ないかもしれません。

 

ここでまた、そしたら何故、澪愛は人間に変身してたの?ってなるわけですが…。断絶の壁ができるまでは、熊世界も人間世界も、往来ができていた。種族が違いますので交流があったかは謎すぎますが、最低限今のような状態ではなかったと思います。特別熊に怯える必要も無く、熊も人間を必要以上に襲うこともなく。共存していた。というのが、一番近いかと。そういう環境の中で、幼いユリーカと熊の澪愛が、一緒に遊んでいたのかもしれません。そう、昔の銀子と紅羽のように。そこで、何かしらの出来事があり、二人は会えなくなってしまった。好きを諦めたく無い澪愛は、人間世界にユリーカに会いに来た。キスを貰うために。人間となって。

 

そう考えると断絶の壁を越えれた紅羽も、ある意味において熊の血もあり、人間の血もありますから、どちらの世界にも行けたとしてもおかしくないはずです。

ただ、本人は「熊」という自覚は全くなさげですが。クマリア様と言う存在も、熊世界のマリア様みたいなもの?かもですし、戦地(?)で倒れていた銀子が紅羽を見て「クマリア様…」と呟いたのは、紅羽の姿に何かしらの熊要素?があったからかもしれませんし。熊世界の女神様であったならば、人間そのままの姿というのは考えづらいです。

だからこそ、OPで出てくるクマリア様?らしき羽の生えた影の人物は顔を隠しているのではないでしょうか?ラストにかけて、姿を現してくれる事があるならば、どこかに熊要素(ウィニングモードの様な姿)になるのかもしれません。

 

なので、最初から大好きで、最初から大嫌いだった。お母さんは熊だから。でもそのことを知らない紅羽は、熊を憎む。大嫌い。大好きなお母さんを奪ったから。

 

銀子の罪は、この辺りにあるような気がします。

もしかしたら、紅羽のお母さんを食べたのは銀子で、銀子の罪はこれじゃ?という考えもありますが、銀子が澪愛を食べる理由がありません。好きな人を独り占めしたいという理由で食べちゃったのであれば、その結果がどうなるのかは、わかるはずですし。独占するどころか、憎まれてしまう。そして、写真を見る限りですが…。紅羽と同じように、澪愛の事も銀子は好きだったのではないでしょうか?もしくは、銀子にとって、澪愛はお母さんの様な存在だったのかもしれません。紅羽と同じように、母として慕っていたのではないでしょうか?

そんな澪愛を食べる。というのは、個人的にですが…無いと思います。銀子の罪は、独り占めしたい。あの子を。紅羽なのか澪愛なのか。でも二人とも大好き。お母さんを独り占めしたい。紅羽を独り占めしたい。でも二人とも大好き。私の妄想も、この辺りをぐーるぐるぐーるぐるして、ここから進めませんので、何かしら妄想なのに矛盾があるんだと思います><

 

 熊状態になった澪愛は、人間状態には戻れません。でもそこに、澪愛の抜け殻があったとしたら、熊が食べた!となって、熊を殺そうとする人間が現れても仕方ないですし、もしかしたら…ではありますが、澪愛はその時殺されたかもしれません。ですが、スキを諦めなければ…。という点において、熊になって熊世界に帰ったけれども、ユリーカとまた会えると信じて、森の中で待っていてほしいという想いもあります。人間社会=透明な嵐に混じらずに、自分を見つけ出してほしい。という願い。これは、澪愛のものなんでは?と思います。人間社会では、熊は排除対象ですから。人と熊が共存していた世界。境界線などなく、お互いがお互いのテリトリーを守っていた時代。それを知っているのは、今、ユリーカと澪愛です。

 

 

こうなると、本当の主人公は、紅羽と銀子ではなく、ユリーカと澪愛の物語になってしまいますが…。

 

なんだか「おおかみこどもの雨と雪」みたいになってきました><

 

 

もうひとつの可能性として、澪愛は別の熊に襲われた。と言うよりも、狙われていたのは紅羽で、それを守った。銀子は見てるだけで、何もできなかった。これが銀子の罪?なのかもと思います。ペンダントはどうしたの?澪愛のものを拾ったのかな?そうであれば、オルゴールの中のペンダントは誰のもの?と謎が深まります。もしかすると、ペンダントが入っているのではなく、ペンダント型のオルゴールの模様なのかな?

 

私はずっと、幼い頃の熊銀子は、傷ついてる所を紅羽を見つけられ、助けてもらい、紅羽の家で一緒に暮らしてたのかも?と思っていました。でも、そんな事を言及しているシーンも、台詞もありません。だとしたら、初めて会ったのは、あの戦地?らしき場所。その日以降、断絶の壁を越えて二人で会って遊んでいた。という事も。まるでロミオとジュリエットのように。もしかすると、一緒に暮らしていたかもしれませんが、この辺りはこの先出てくるかも?です。

断絶の壁は、人間と熊を隔てるものです。熊を排除するために。熊は人間のルールなんてしらない。熊は人間を食べるもの。銀子と紅羽は、お互いが属する世界のルールを無視して、遊んで居たと言う事に。人間から見た熊は排除対象。熊から見た人間は捕食対象。この掟を破って、仲良くしてるのです。森で会って。遊んで。お互いのスキを共有して。一緒におやつを食べたり。澪愛は、そんな紅羽を咎めたり、怒ったりしてません。むしろ、銀子を可愛がっていたんだと思います。だから、銀子も一緒に写真を撮った。それでも、お互いの世界には、それぞれルールがあり、それを守れない者は、透明な嵐にやられます。これは、人間の世界だけでなく、熊社会にもあるのかもしれないです。

 

断絶の壁からの挑戦は、お互いが属する社会のルールを破ってでも、その気持ち(スキ)を貫けるのか?という問いなのかもしれません。そう、大きなリスクを背負ってでも。スキを諦めないということは、あの世界において普通の「スキ」という意味以外にも、掟やルールを破る行為。という意味も含まれていそうです。

そのルールを破った結果、紅羽は排除対象となる。今は学園内で排除対象となっていますが、昔の紅羽と澪愛は人間社会において、掟破りな人たちだったはずです。熊と仲良くしてるのですから。それは銀子も同じ。銀子の罪は、掟を破って紅羽をスキになったことなのでしょうか?

 

ペンダントは最初からひとつしかなくて、今もひとつしかない。だとしたら、オルゴールの中の物か銀子の物が偽物。偽物というより、蜃気楼?幻みたいな物。銀子が付けている物が幻の物だとすると、ものすごく意味が変わると思います。あれは、スキが具現化したもの。スキと言う想いを身に着けている。となるのかもしれないです。そうなってくると、銀子とるるの存在も、ちょっと曖昧になってくるような気がします。

とらばさみに掛かってしまった銀子が人間の姿だったのが、気になる所でもあります。襲った時は熊だったのに、罠に掛かった姿は人間。本来の姿は熊のはずで、人間に化けているのですから、命の危機に瀕したら本来の姿に戻っちゃうような気がしますし。ですが、観せられたのは人間の姿の銀子でした。熊って一体なんなんだろうか。という最初見たときの謎が、またふつふつと湧き上がります。熊は熊なんだ。と思い始めてたので、再びうーんとなってしまいました。

 

澪愛が熊だった説よりは、この二つ目のほうがまだマトモな気がします><両方とも、妄想大爆発には変わりないですが…。

 

 

 また、ユリーカも熊では?と言う説もあります。もしかすると、ユリーカの執務室にある澪愛の写真には、下のほうに熊状態のユリーカが映っているのかもしれません。二人で映ってない所が、何かしら意味アリな気もします。紅羽のオルゴールの写真のように。また、透明な嵐の黒幕?的なものも、ユリーカでは?という事を、ちらほらと他の方のブログで拝見したりします。もし、ユリーカが黒幕であったならば、何故、排除の儀と称して意味不明な事を繰り返しているのか?謎です。あり得るとしたら、澪愛は熊に襲われそうになった紅羽をかばって、命を落とした。自分からスキを奪った紅羽が許せない。と、私が思いつくのはこのあたりなのですが、ものすごくチープな気がするのです…。黒幕であるならば「新しい友達をつくれ」と言うのも、謎です。命を守る術は友達と居る事。と言っているのですから。今出てきている物で、透明な嵐の排除の儀の意味を考えるとしたら、蜜子の価値観・思想が一番近いのかもしれません。排除の儀をする事によって、透明ではない子をあぶりだし、その子を食べる。透明でない子だけが、石榴と蜜の味がするのですから。捕食するためのゲーム。ただ、蜜子が黒幕って言うのも少々疑問が。ただ待っていればいい。学校と言うところは便利なシステム。と言っていた気がしますので、そのゲームに乗っかっていた。という方が近いと思います。そうなると、排除の儀の意味は、もっと別にあるのか単なる暇つぶしなのか。

 

あと余談ですが…。EDの歌詞が

ユリ熊嵐EDテーマ「TERRITORY」歌詞|アニソン歌詞牧場こちらのほうに

出ていましたので、これを元にちょっと妄想してみました><

 

熟れた月=満月 眠る森=夜の森?静寂の森?生き物が居ない?

断絶した境界にて=断絶の壁

神が縛る掟破り 微笑んでよ=何かしらのルール・掟をやぶる

              そうまでして貫いたから笑ってほしい?

 群れになく(泣く?鳴く?無く?)影に背を向け=群れに混じらない

血に飢えたエゴを呼んだ(叫んだ?)=スキを諦めない

この透明な嵐の中で=透明な嵐

 

溢れ出すhoney&soul=愛しさと魂?愛しい心?甘い魂?蜂蜜と魂?

牙で絹を裂きたくて=牙で肌を噛みたい?食べたい?

果ての希望のように=見えない希望?わずかな希望?微かな?

君は風に消えてしまいそうで=どこかに行ってしまいそう

私の中の猛獣=熊?本能?

純真を噛み殺した=??

甘く香る愛のバレットで 心臓をねぇ撃ちぬいて=愛する人に殺してほしい?

 

クエスチョンだらけなのですが><

飽くまでも主観だらけの解釈です。

純真を噛み殺した。ここがとっても私の中で、謎です。

穢れの無い心の意味かもしれませんが、この歌詞の主人公を紅羽だとしたら、純真は純花の事?となります。でもそう考えると、この歌詞に一番しっくりくるのは、蜜子です。純花を食い殺したのは蜜子なのですから。この歌詞は、誰が誰に歌っているものなのか。によって、解釈が大きく変わる気がします。銀子→紅羽なのか、紅羽→銀子なのか、紅羽→純花なのか、別のパターンなのか。それとも、特定の誰か目線ではないのか。

 

 

OPでも「きょうかい」と言う言葉が出てくるので、私はEDも教会と思っていました^^;でもどうやら、境界のようです><

確かに作中に教会は出てきませんが、境界ならば断絶の壁のことだなってすぐに思いつきます。サビの所がとっても意味深ですよね。OPでもEDでも「ねぇ」と言う言葉がとても印象的です。

 

OPもありました。

ユリ熊嵐OPテーマ「あの森で待ってる」歌詞|アニソン歌詞牧場

 

祈りを捧げ今日も裏切る。というのは、やはり何かしらのルールや掟を破ったと言う事だと思います。

「ずっと」からサビに入るのですが、ここからの歌詞がとっても印象に残ります。特に「時空を歪ませながら」と言うのは、どこを歪ませて見つけてほしいのか、凄く気になります。過去なのか、それとも平行世界の別空間の事なのか、単純に住む世界の事なのか。

時空を歪ませて、銀子と紅羽がスキを共有していた頃を思い出して欲しい。ということでしょうか。

 

 

どれにしろ、もう少し観なきゃ何もわからない。という状態です。ですので、単なる妄想遊び。として、書き留めて置こうと思います><

 

かなりかなりかなり、妄想爆発しています…;;

提示されているものが、あたしの足りない脳みそでは、考察できるまでに達しておりません><ですので、もしかしたら全部見終わって、カードが全部提示されないと、考察という事もできないと思います。というより、全部見終わっても、まともに考察など出来る頭は無いのですが^^;