ユリ熊嵐 8話~箱の花嫁~ その1
「澪愛 あなたは私の事がスキ?」「ええ 好きよ。大好き」
「私達 ずっと友達よね」「ええ ずっと友達」
第8話は、ユリーカ先生の回でした。
7話にさらに輪を掛けて「矛盾」と、それぞれがそれぞれの「エゴ」をさらけ出していた回とも言えます。そして、前回の紫クマは、やはりユリーカでした。
7話の終わり「見つけた…」から、8話は始まります。
銀子があの娘だと言う事を、思い出した紅羽。一緒に写真を撮った事、ハニージンジャーミルクを飲んだ事、スキの歌を歌った事。銀子に近づき、なぜ教えてくれなかったの?と、優しく問います。そして、銀子の頬へと手をやり、首元へと下ろして行きます。
「熱いわ…まだ熱があるのね」
なんだか、ユリアムール♪な雰囲気です。なぜこうなるんだろう…w
純花はどうした…。
そしてなぜか、シャツの胸元を開くように触っていき…銀子の胸元にある星のペンダントに気づく紅羽。
後ずさり「そのペンダントを持っているのは、お母さんを殺したクマだけ。どうしてあなたが?!」
星のペンダントが無くなったのは、澪愛が亡くなった日でした。
過去20年位前。
なんと、ユリーカも捨てクマだったのですね。しかもヒトの世界に捨てられていた様です。
ここで、謎の人物「彼」が現れます。ユリーカは、この彼に拾われた様です。
どこか先週の冒頭で旅立たれた「針島薫」を彷彿とする風貌です。
彼の名前やどういった存在なのか?という事は、不明な部分はあるのですが、嵐が丘学園の理事長なのか、もしくは経営者?なのかは解りませんが、財力はかなりある様です。
この彼。特徴的なのは、踵を「コンコンコンッ」と三回打ち鳴らします。見た瞬間「オズの魔法使い」を思い出しました。
※オズの魔法使いは、主人公ドロシーがある日、嵐に巻き込まれてオズの国へ飛ばされるお話です。そのドロシーが、オズに願いを叶えて貰う為「黄色のレンガの道を行きなさい」と教えてくれた北の魔女から貰った靴、それが「魔法のルビーの靴」です。
このルビーの靴は、踵を3回鳴らすと、家に帰れると言う魔法の靴でした。
多分ではありますが、この「彼」が赤いヒールの踵を3回鳴らすのは、このオズの魔法使いから来ていると思います。が、何故彼が踵を鳴らしているのかは、わからず仕舞いです。どういった意味があったのでしょうか。
赤ちゃんクマのユリーカに彼は「安心していいよ。この学園は僕の箱だから」と話しかけています。
彼は箱がスキだった様です。と言いますか、幾原監督も箱がお好きですよね…^^;
「いいかい?ユリーカ。この世界は穢れの無い物を、どんどん穢していくんだ。ほら、こうすればこの花は、永遠に穢れの無いままでいられる」箱の中に、切り取った百合の花を入れてそう言う彼。
「この世界ではね、穢れの無いものだけが価値があるんだ」
ココまで見てて、やっぱりクマってぬいぐるみとか人形の類なのかしら?と思いました。彼はコレクターで、箱に直して綺麗なまま保存していたいのかなぁ?と。
ここでまたまた、踵を3回鳴らします。それと同時にユリーカは、花嫁衣裳を着た状態となりました。
「とても綺麗だよ。ユリーカ。君は特別だ。特別に大事な僕の宝物だ」
穢れの無い純白のウエディングドレス。花嫁というのは、穢れの無いという事を象徴しているのかも知れません。箱の中に居るユリーカは、まさに穢れを知らない「彼」だけの「花嫁」だったのでしょう。
ユリーカは特別な存在。いらないクマではなくなり、幸せを感じていたようです。
が…。お別れは突然に。と言った感じでしょうか。この回まず最初のエゴを発動したのは、彼でした。次の穢れの無い存在を見つけてしまったからと言う理由で、ユリーカの元を去ろうとします。ユリーカは「まって!まって!私の大切なヒト!私を捨てて行かないで!」と懇願しますが、彼は振り向こうともしません。酷い話だ…。
すると、なんということでしょう!
「ぎゃるるるるる」
ユリーカの鳴き声と共に、箱はひとりでに開き…
クマショック!
彼はどうやら、箱…引き出しから出てきたユリーカに食べられて(?)しまった様です。
彼はどこへ行こうとしていたのでしょうか?「他の穢れの無いものを見つけてしまった」と言っています。ここは、他にスキな人が出来てしまった。もっと素敵な人を見つけてしまった。だから僕はもう、君の元を去るよ。と言う事でしょうか?だからユリーカは、捨てないで!と懇願したのでしょうか。ドロドロとした愛情劇です^^;
その時ユリーカは、理解しました。大切な物は箱の中にいれないと。
でないと、すぐにどこかへ行ってしまう。
なるほど、箱はそういう役割もあったのですね。ですが、今まで犠牲になってきた娘やクマ達。純花・蜜子・薫も入れられていました。どういう事なのでしょうか…。いまいち、状況が把握できないです。彼女達も、ユリーカにとって、大切な物だったのでしょうか?
このみ・江梨子・カチューシャに関しては、入れられているシーンはありません。ですので、箱に入れられたのかそうでないのかが、解らないのです。
純花は、透明でない女の子でした。薫は、ユリーカが密会の後食べたのでしょう。結果はどうであれ、薫は薫で、ユリーカの特別な存在だと思っていたはずです。それプラスここは、私の想像でしかありませんが…。ユリーカは昔に失った「彼」の面影を薫に被せて居たのかも知れません。なので、登場順的には彼の方が後ではありましたが、彼は薫と似ている風貌だったのかもと思います。実際、ユリーカが食べたと思われる人物は、この時点では、彼と薫だけです。あとから、もう一人増えますが…。
そういう特別な何かを持ってる子だけを、箱にいれていたのか?それとも、どんな形であれ犠牲となった子は箱にいれているのか。その辺りもまだわからないままです。
これからは、ここが私の箱。というユリーカ。ここというのは、嵐が丘学園の事でしょう。
彼を失った事で、彼女の世界は色がなくなり、モノクロの世界へとなって行きます。クマ状態から、ウィニングモードの用になったユリーカ。まだ、断絶の壁が出来る前ですので、どういう形態でこの世界に存在していたのか、曖昧と言いますか、謎な部分です。
時は流れて…。百合の華を切り落とすユリーカ。そこへ澪愛がやってきます。
「どうして切ってしまうの?」と声を掛ける澪愛。これが、二人の初めての出会いだったようです。穢れないうちに箱にいれないと…。と言うユリーカの話の途中で、澪愛はユリーカを後ろから抱きしめます。
「見つけた」「私を…見つけた?」
大切なものは、箱を開けて、見て触れてみないと。といいながら、ユリーカの頬に触る澪愛。
「無いのと同じ、世界は透明?」「箱を開けて、あなたの大切な物を私に見せて」
会話だけ書き出すと、妖しいです。それ以前に、何を言っているんだ?状態になりかねません…。絵があるからこそ!な、内容ですね><
それを聞いたユリーカは、目を見開き、同時に例の箱羅列の引き出しが、勝手に開きだします。この箱は、一体何を表しているのでしょうか…。
恍惚の表情を浮かべながら、ウェディングドレスに身を包んでいるユリーカ。もしかすると、今まで出てきたキャラクターの中で、この若き日のユリーカが、見た目的には一番可愛いかも!?と思いました。
そして、ユリーカと澪愛は友達になりました。
もしかするとユリーカはストーカーなのでは…と勘ぐっていたのですが、全然違いました><ちゃんと、友達・大切なヒトだったのですね。
澪愛は、彼を失ってから透明だったユリーカの世界に、色を与えてくれました。
澪愛とユリーカは、一緒にたくさんの大切な物を見つけ
ユリーカと一緒に、澪愛は穢れてくれました。
二人で花壇を手入れしているシーン。ここでユリーカは「一緒に穢れてくれた」と言っています。1話の時、同じような事がありました。純花の手を触った蜜子の手も、ある意味このシーンと似てると言えば、似ています。この穢れると言う意味が、何を指しているのか。
1話を振り返ってみると、純花の手を握ったのは、蜜子です。蜜子の手は、純花によって穢された状態と言えます。これに意味があるのか。無いのかは、今の所まったく解りません。何の意味も無いかも知れないですし、何かしらの伏線になるのかも解らないです。
一緒に土を触る事に意味があるのであれば、純花と紅羽。紅羽とクラスメートという組み合わせで、花壇のお手入れをしているシーンがありました。
今の時点では、何とも言えませんが…こじつけていけば、土は命が還る場所。と言うあたりでしょうか。そうすると、百合の存在がとてもとても意味深な物になってきます。いつも、何かしら事件が起きるのは、この花壇のある場所でした。クマに襲われたり、襲われた後の遺体を発見したり、埋められたり、紅羽の誕生日会もここでした。コレに関しては、百合の花を燃やしてしまっていましたが…。
とある雨の日の風景。ずぶ濡れのユリーカを、ハンカチで拭いてあげている澪愛。
とある日の図書室で。 何をしているのでしょうか。他にも生徒がいたはずなのに!
そして、今回トップに持ってきたシーンへと流れていきます。とても美しいシーンでした。
この作品の「青」がとても綺麗なのです。星空がとても美しい!白と青の間で、甘く甘い時間を過ごす二人。星空のしたで。花に囲まれながら。OPの「花びらがゆっくりと 二人を包むよ 星の夜に」のところが、個人的に大好きなのですが、そんな感じがする素敵なシーンです。ただ、花びらではないのですが。それでも、本当に美しいです。
この後、ユリーカは自分が身に付けていた星のネックレスを、澪愛に渡します。澪愛の誕生日プレゼント、友達の証として。スキを忘れないための誓いとして。
スキを忘れなければ、何かを失ったとしても透明にはならない。
ユリーカは、本当に心から澪愛の事がスキだったのですね。ですが、ユリーカのスキと澪愛のスキは違っていた。それを突きつけられる日がやってきます。
過去17年前です。過去とついていますが、紅羽の年齢を考えても、今の時点からの過去、17年前と言う事だと思います。この時点では、椿輝邸の正面右側の道路には、断絶の壁という文字も、クマ出没注意の看板もありません。
もうひとつ気になるのが、過去20年くらい前に、ユリーカは赤ちゃんクマでした。位がついてますので、きっかり20年前でないにしろ、少々おかしい気がします…。クマの成長は、ヒトのそれとは違うのでしょうか?数年の間に、嵐が丘学園の生徒になれる程に成長した事になりますし、位がついていますから、厳密には29年前に赤ちゃんクマだとしても、ユリーカはヒトの成長で換算すると、澪愛に出会った時はいくつだったのでしょうか?澪愛に関しては、若くても現時点で34歳以上でないといけない事になりますし。20年くらい前の最大と考えられる29年で計算しても、17年前ユリーカは12歳。という事になります。
この時、ユリーカは紅羽と初めて対面します。
この時再び、彼の踵が3回鳴ります。そして彼は言います。「ほら、だから言ったじゃないか。大切な物は箱に入れなきゃ駄目だって。箱にいれなきゃ穢れてしまう。なくしてしまう。澪愛のスキは失われてしまったよ?愚かにも、君が箱から出て穢れてしまったから、その子に横取りされたのさ。何しろ赤ん坊は、この世で最も穢れの無い物だからね」
こうしてユリーカの世界は、また色をなくしてしまいました。ユリーカはスキを諦めたのです。
箱の中に、1輪の百合が吸い込まれていきます。
この箱、まるでブラックホールです^^;
澪愛のスキは、LOVEではなくLIKEの方だったと言う事なのかもしれません。それとも、学生時代の仲良しのお友達と楽しく過ごした日々。という位置づけの「スキ」だったのかも知れません。どちらにしろ、澪愛は紅羽を産んだ時点で、紅羽の父親となる存在がいるはずです。澪愛のLOVEであるスキは、ユリーカの方向へは向いては居なかったのです。紅羽の父親の方に向いていたことになります。
処女懐妊でもしない限り…。一切父親の情報が出てこない辺り、なんとも言えないですが。紅羽を見て、澪愛とそっくりだ。とユリーカも言ってますから、澪愛と紅羽は血のつながりのある親子だと思います。ヒト・クマ、どちらにおいても同性同士では、種の存続と言うことに関しては無理があります。物凄く科学が発達していたら…もしかすると可能になるかもしれませんが、今の時点ではほぼ不可能です。この世界が、私達の居る世界と同じ世界観で描かれているのであれば。
ただ、澪愛は決してユリーカの事を、嫌いになったとか忘れたとか、そういう訳ではありません。首元に「スキの証」である星のペンダントが輝いていますから。紅羽も、このペンダントが好きなのよ。と嬉しそうにユリーカに言う澪愛。澪愛は澪愛で、ユリーカの事をこの時点でもちゃんと「スキ」なのです。
その事は、ユリーカにも理解できていたのでしょう。だから、私のスキと澪愛のスキは違っていた。と言ったのだと思います。
ここで少し、世界観に色々と疑問が沸いてきます。クマの世界には、クマカロン家の団欒の時、クマカロンパパが居ました。その前にも、るるの弟みるんや、国王的なクマ、るるのお父さんも描かれてはいました。クマ側には男性が居るのです。
ヒトの世界では今回「彼」と言われる存在が出てきましたが、正直男性とは思えません。いわゆる宝塚的な「男装の麗人」にしか見えません。どうして、女性ばかりなのでしょうか。ここまで徹底してるのには、理由があるのでしょうか。ユリ世界を描かれていますので、男性を無理に出す必要も描く必要もないとは思います。ですが、赤ちゃん(紅羽)が産まれている事と、それによってユリーカがスキの違いに気づく。という点で、父親の存在は不可欠になってきています。居ないほうが不自然です。
そもそも、ユリ熊嵐の世界に置いて、ヒトの世界はヒトの世界なのでしょうか?なんだか、クマの世界の方が現実味…私たちの今居る世界に近い気がするのです。この物語の中のヒト世界って、まるで、こう、架空というか仮想というか。現実味が無い世界。と言う感じがするのです。中で起きている事は、確かにリアリティーのある問題だったりします。所謂、透明な嵐的な物などは、様々な場面で出くわすでしょう。ですが、この世界…ユリ熊嵐の中のヒトの世界は、やはりよくわからない世界です。
穢れてしまったユリーカは、からっぽ。もはや箱に入れられる大切な物ではなくなった。だから、ユリーカ自身が箱になった。
ユリーカ本人が、箱となり、大事な物を取り込む。という事のようです。
だとしたら、純花や蜜子、薫の遺影を入れた箱は、ただの箱?ユリーカ自身が食べた薫は、ユリーカにとって大事な物だった?と言う事に?
この箱については、今回8話で8~9割言い切られてると思います。ここで提示されている物と、今まで提示されいるもので、箱の謎はほぼ解明されているのだと。残り話数で箱について、具体的な提示があるとは思えませんので><
ですがもう少しだけ、ヒントが欲しい気もします。
ここまでで、ある意味に置いではありますが、澪愛にもエゴがある様に思います。ユリーカと澪愛のスキが違う物だとしても、ユリーカの気持ちを澪愛は、全く気づかなかったはずはありません。図書室で、どう考えてもキスをしていたのは、澪愛からです。キスはしてなかったかもしれませんが。それでも、別のヒトとの間に子供を授かるという事をユリーカ突きつける行為、紅羽を見せると言う事は、ユリーカに取ってはかなりのダメージを受ける事だと、考えもしなかったのでしょうか。無邪気さゆえの澪愛のエゴ。な気がします。
スキを諦めるしかなかったユリーカは、空っぽの中身の無い箱となり、虚しい日々をすごしていました。そうしているうちに、星が降り、断絶の壁ができました。この後、回想でユリーカはこう言います。
「もう私たちは戻れません」
一体どこにでしょう?あの頃の澪愛とユリーカには戻れないと言う意味でしょうか?それとも…どこかの場所へでしょうか?
そして…雷鳴が轟く中、ユリーカの孤独、虚しさ、寂しさが爆発します。その寂しさや孤独を、澪愛に満たして貰いたくて、泣きながら森(?)の中を走ります。助けて!ともがきながら。スキを諦めたはずなのに、どうしようもない孤独に耐えれなくなったのでしょう。隙間を埋めてもらう為、満たされたいが為。
これも一種の自分本位なエゴです。そのエゴを抱えながら、必死に走ります。ですが、ユリーカが抱えているこの類のエゴは、誰しも持ちえる物ですし、決して悪い訳ではなかったはずです。この時点では。
その頃、澪愛と銀子は断絶の壁の前に居たようです。このペンダントを持って行きなさい。と、澪愛は銀子にペンダントを渡します。この時に銀子に渡ったのですね。やっとペンダントの謎が1つ解けました。銀子が盗ったのではなかったのです。なんだかホッとしました。よかった!
「それはスキのお守り。きっとあなたを助けてくれる」澪愛は閉まる扉の向こう側に居る銀子に、そういいます。この銀子のキョトンとした表情。とても愛らしいです。
助けてくれる。と言っている事から、この先銀子に起きえる事を澪愛は、予感しているのでしょうか?
そして扉は閉められました。
ここは、断絶の壁でしょうか。隔てられた場所でしょうか。もし断絶の壁ならば、開閉するとは思っても見ませんでした。新しい情報です。
そして、銀子に一体何があったのでしょうか…。助けてくれるとは、一体どういうことでしょうか。紅羽の記憶が失われてしまったことと、関係があるのでしょうか?
ぎゃるるるるるる
そこへクマ形態のユリーカがやってきます。そう、澪愛や紅羽がクマの銀子を見ても、怖がらなかったり、友達だよ!って言えたのは、ユリーカの存在があったから。クマと触れ合う事に慣れていたから。かも知れません。
「なぜ、あのペンダントをあげてしまったの?あの娘の事が好きなの?」
澪愛を問い詰めるユリーカ。嫉妬というよりも、もう、何も見えない状態といえそうです。
「違うわ。あの子は紅羽の…」
「そう、わかったわ。私たちの友達の証。私のスキを捨てたわね!」
話は最後まで聞くべきですよね。ユリーカはそれが出来なかった。あのペンダントがもしかしたらユリーカに取って、最後唯一の澪愛との絆を感じられる物、スキで居てくれるはずだ…と言う希望だったのかも知れません。それを手放された事は、同時に透明になってしまった心を、さらに打ち砕かれる思いだったのでしょう。あとはもう、怒りに身を任すしかユリーカには無かったのかもです。
ぎゃるるるるるる!!!!!
そう…澪愛を殺し、食べたのはユリーカでした。獣の本能を剥き出しにして。ユリーカの中の箱に、澪愛を入れてしまう為に。コレで満たされる筈だったユリーカ。
でもちょっとまって。泣きながら走っていたのは、澪愛を食べるため?食べるために、助けて!満たして!と言っていたのでしょうか?ペンダントを銀子にあげた事に逆上したのではなく?ならどうして、ペンダントを捨てたとかって怒る必要があったのでしょう?食べるつもりだったけれど、ペンダントを銀子にあげた事についても、むかついた。という事でしょうか?もしこれだと、かなり自己中すぎてビックリではありますが、クマなので…。と言う事で解決?なのかもですね><
クマリア流星群、これが降り注いだ事で世界中のクマが一斉決起したのです。そこから、ユリーカはヒトを食べるようになったのでしょうか?なので、澪愛の事も食べたの?これだと「彼」はどうなったの?と言う疑問が沸きます。
彼をクマショックしたのは、断絶の日がくる前だったのですから。
クマリア流星群が降り注ぐまでは、クマであるユリーカと澪愛は、種別関係なく同じような環境で過ごせていたのでしょうか?そもそも、言語が通じていたのでしょうか?
ここまでが、Aパートでした。
今回はだらだらと書きすぎて、凄く長くなってしまいましたので、Bパートは次に書きたいと思います><