【さらざんまい】 第一皿:つながりたいけど、偽りたい
とうとう始まりました!
もう放送日前から、じわじわと「考察班」の方々が動いていらっしゃる「あの」話題作です♪
なんといっても、幾原邦彦監督の作品ですから、単純な訳がない。
正直、1話を見て、感想も考察も何もありゃしない…状態です。
世界観がまず、ぶっ飛んでます。勿論イイ意味で。細かなこだわりが随所に見られるのは、さすが!です。信号ひとつにしても、なんてイカすの!なんなのこの世界。魅力に溢れてて、イチイチ可愛い。
そして出てくる、謎のカッパ。
あんた誰?状態ではあるのですが、カッパです。どうみてもカッパですので、カッパなのでしょう。
そしてつい先日、エイプリルフールに作られたというフェイク動画が凄すぎる!という事が話題になっていましたが、まさにタイムリー!
フェイク動画の方は「Amazon」のドローン配達でしたが、さらざんまいは、Kappazon?的なネーミングの箱が、空を飛ぶ飛ぶ!
どうやら、今回もまた「箱」は重要な鍵になりそうな予感がします。
そして、随所にでてくるスマホ。
「つながっているようで、つながっていない」
画面上では繋がっているけれども、実際はどうなんだろう?
その人のこと、信用できるの?ボタンひとつで、フォロー解除できる関係の意味ってなんだろう?
どこかの誰かと繋がっているようで、繋がっていない。
たくさんの言葉が宙を飛んでいる。それは「誰かと繋がりたい」という欲望がもしれない。
でも欲望がなくなると、それは生きているって言えるの?とも思ったり。欲望の難しさよ…。箱から溢れた欲望はどうなるんだろう?
欲望の形は人それぞれ。現代において、スマートフォンと言うものには、それぞれの人のある種の欲望がたくさん詰まっている気がする。
つながりたい先の欲望ってなんだろう?
そして、箱の中にある欲望は悪ではないよね。それぞれの生きる糧かもしれない。
もちろん、どす黒いものもあるだろうけれども。いわゆる「悪」と定義されるものも、あるのだろうけれども。
そんな事を考えながら1皿目は視聴いたしました。
とりあえず、興奮冷めやらぬ状態ですので、もう一度メモをとりながら、自分なりに思うことを書いていこうかなと思います。