ニッポンノワール ep0.4

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HPが一新されました。

以前のものより、洒落たノワール感が彷彿とする作りになっています。宣伝ポスターは、遊佐が鏡に映る自分自身の頭に、銃を突きつけているという少々過激なものです。これは、自分も容疑者であり、疑われるべき人物という意味合いがあるのかも?鏡に映るというのも、見知らぬ自分=記憶が無いということを、示唆しているとも取れます。また、第三者がそこにいて、その人物が遊佐に銃を突きつけているのかもしれません。ポスター1枚ではありますが、様々な意味が包括されていると思います。ミステリアスでノワールな雰囲気満載です。今まで出てきているラフなスーツ姿ではなく、白のTシャツというのも意味深です。

 

「笑えねぇ」

と言う台詞から始まる同HPですが、第一話のタイトルにも使われる様です。

また、最後のキャスティングとして笹野高史さん演じる「深水喜一」と杉本哲太さん演じる「江国光成」が発表されました。

 

まず、深水喜一。喫茶店「Bonnaro」のマスターとあります。bonnaroは

bonnarooとはクレオール語(英語とフランス語が交じったアメリカ南部のスラング)で最高とか快適という意味で、素晴らしい演奏に対して観客が投げかける賛辞の言葉です。

とあり、「o」がひとつ足りません。意図してなのか、お店の名前なので別に気にすることの無い点なのかはわかりませんが、最高と言うにはひとつ足りない。1歩及ばない、何かが抜けているみたいな1歩引いた(謙虚と言う感じでの)意味合いもあるかもしれないですね。

フリーライタの「深水咲良」と親子関係にあり、長女は他界しているとの事。何が原因で寂しい事になっているのかも、ポイントであると思います。

名前の「喜一」も意味深で、碓井薫の一人息子「克喜」の名前の一文字と被っています。たまたまなのか、喜一から一文字もらったのか。

元刑事ということで、警察関連のお付き合いもあるでしょうし、主人公である遊佐が住むビルの1階で喫茶店を経営しているというのも見所でしょう。割とこのタイプの登場人物は、どんなドラマにも出てきます。単に相談役になるのか、事件に大きく関わってくるのかは現時点では謎ですが、フリーライターとして深水咲良がいますのでこのあたりとの関わりも面白くなりそうです。

 

肉体派刑事「江国光成」

刑事それぞれが、かなり個性的なキャラクター設定されています。まず一番に目を引くのが名前で、石田光成を彷彿とします。彼も石田光成と同じような未来が待っているのか、単に名前が同じだけなのか。

黒い噂もあるみたいですが。

 

 

第一話の予告も同時に発表されました。

#1 笑えねぇ日々の始まり

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ストーリーを読むと、どうやら遊佐は目覚めた時自分が置かれている状況が「マズイ」と判断したのか、証拠隠滅をしそこから立ち去る様です。故に、そういった状況であったことは、遊佐と遺体である碓井薫、そして陥れた人物が居るならその人しか、知りえない状況となりました。「彼はなぜ疑われたのか?」という文句が不思議でしたが、そういうことかと腑に落ちました。既に何やらブラックな流れです。同僚が死んでいる・記憶が無い。と言う状況なのに、通報せずに証拠隠滅を施して逃走するのですから。もしかしたら、大事な証拠まで消し去っている可能性さえあります。

相棒となる「克喜」も、当初何を言っているのか何度聞き返しても判らなかったのですが、どうやら「母が死んだ所に連れて行ってください」と、遊佐に申し出ているみたいです。彼は何を知っているのか。もしかしたら克喜本人も、自分が大きな鍵・秘密を知っている、もしくはそのことが大きな意味を持つとは知らずに、見聞きしていたり、手元に持っていたりという事もありそうです。

 

流れ的には、黒い集団と警察との癒着的なものもありそうです。でもこれだけで、今までの刑事ドラマは覆りませんよね。どう覆っていくのか、それも楽しみのひとつです。