ニッポンノワール 3話#容疑者才門

 

彼らの罪と罰そして「正義」

 

様々な謎が、あっさりと解ける回でもあり、それもまた信用には値しない情報ばかりでした。故に、解決したとは言い難い。結局、何もわからないままという。くるくると同じ場所を人を変え、手法を変えて回っているだけ。そして、前2話同様「謎」の上書きを繰り返してくるパターン。情報量の多さも継続。

大きな軸があり、それを隠すために様々な手段を使っているのだろう事は、わかりました。ただそのために、複雑化しすぎて論点がブレていく気がしています。考察という点で、何を考察したらいいのか?というのもブレて来ていて、最終「碓氷薫を殺したのは誰なのか?」なのか「警察の闇は何なのか?」なのか、物語全体の「ロジック」なのか、何をゴールに設定したらいいのか、わからなくなっています。

碓氷薫という人物を、少々雑に扱いすぎると言うか、おざなりというか、どこまで大事件なのかがやはり掴み難い。10億円に関しても同じです。裏にある「極秘プロジェクト」に焦点をおきたいのであれば、それが出てくるまでの仮定が凄く粗雑。それなのに、今回は特に前々作の「3年A組」は、これでもか!と入れてくる。監督が同じだから?かもですが。これは、かなり裏目に出ている様に思います。ガルムフェニックだけに絞ったほうがよかったのでは。(実際、ファイター田中に握手を求める遊佐は、悪くありませんでした。その程度なら全然いいと思いますし、ラストで克喜に会いに来たガルムフェニックスもほっこりしました)正直、3-Aを観ていない人には、何のことかさっぱりですし、勿論人気のあったドラマですから、喜ぶ方も居られるとは思いますが…。ごっちゃになってしまっていて、ニッポンノワールというドラマの色も、それでかなり消えてしまっています。挙句の果てには「柊先生がでてくるかも!」という変な期待まで飛び出しています。もうそれは、3-A  の続編でしょう。それ(柊先生出演は無いだろう)を差し引いても、少々過剰すぎだと言えます。ニッポンノワールに、あなたの番ですの水城刑事がでてきて、怖いからパッタイって呼んで!!という様なものですし、木下あかねが出てきて咲良に「ゴミは真実を語るのよ」とか言い出したり、なぜか二階堂がでてきて、AI薫を作り出したり…となんでもあり状態です。作品として、明確な区別は必要だと思います。続編でないのであれば。あなたの番ですの浮田程度の「あるよ」なら、ファンも喜ぶでしょうけれども。それとも続編なのでしょうか。このままでは、ニッポンノワールではなく3年A組の~といわれ続けると思いますし、それは本意では無いと思いたいです。物語の中盤になれば、3年A組の~~とは言わせない!という自信がおありなのでしょうね。

彼らは一体何を隠したいのか?隠すために犯しているは何なのか?ソレに対して受けるとはいったい何なのか。貫く正義とは、一体何なのか。

 

 

 ※冒頭から、本城理事官を陥れるために、証拠品を取り出した才門。ここは、遊佐の白シャツだとばかり思っていました。すみません。その点で喜志を疑ってしまい、喜志にもごめんなさい。

 

才門の謎

彼の行動で一番謎なのは、10億円強奪事件自体、最初から本城を陥れたいという思惑があったはず。それを利用していたこと。そして、直に利用せずに一旦遊佐に罪を被せようとしたこと。結果的に、本城が他界してしまった事。自身の婚約者が他界したことには思いを馳せるのに、同じ思いをするだろう芹奈には、思い至らない。仕方が無いんだよで済ませてしまう。真実を暴くためなら…という大儀があるからでしょうか。本城もある意味、警察の思惑の犠牲になったのでは。やっている事は、星良を殺させた(と予想される)組織と何ら変わりはありません。矛盾しかないのでは。

また、遊佐に言う「Look at me」の謎も解けてはいません。彼は一体、どこまで知っていて、何を知らないのかさえ、現時点では不明瞭すぎです。彼を完全なる白というには時期尚早の様に思います。

フェイク映像に関して。いつ用意したのか謎。フェイク映像を用意したとして、被疑者死亡となっているのはなぜか。本当に死んでいたのなら、誰が殺したのか。死んでいないのなら、碓氷班はなぜ「被疑者死亡」と言っているのか。

 

本城が逃走車両を解体している映像を持っている事。USBにあったのなら、どうやってPASSを解いたのか。遊佐もなぜ、USBに入っていると知っているのか?もしUSBの中身をみたのであれば、10億円に関して他に何かなかったのかよ?!と、才門に問い詰める遊佐もおかしい。

 

薫も色々と変。10億円に関して「すべて」が入っているといっている点。すべてなら10億円の在り処も話しているはず。むしろそこに「極秘プロジェクト」に関してのことを言っておけという疑問。上岡達彦から、アジトを特定。って撮影場やん…という話で、どうやって特定したのか不明。仮にアジトだとしても、なぜ才門がアジトを知ってるのか?で、疑問だらけ。

 

星良の謎

才門の婚約者であり、深水喜一の娘であり、咲良の姉という星良。薫とも懇意にしていたようで、スマートフォンに、薫とのたくさんの画像や映像が残っています。

画像に関しては、誰が撮っているのか?という謎もありますが、才門へのプレゼントを買う際、なぜそんな動画を薫に撮らせたのか?も謎のひとつ。

なによりも「極秘プロジェクト」という、新しいキーワードが出てきました。彼女は、「近いうちに何らかの形で公にするつもり。どういう反応があるのかわからない」といっていました。そして戦うと。彼女の中の正義ではきっと「許せない」事だったのでしょう。この事を、喜一には話してなかったのでしょうか。ジャーナリストでもある咲良にも相談していなかったのでしょうか?

彼女が少年A(宝生純平)に殺された理由は、極秘プロジェクトを公にしようとしていたから?かもしれません。

才門に贈ったジッポライター。これも今後何かしらの鍵になるかもしれません。

 

深水喜一・咲良の謎

手首の刺青から、風間岳斗は少年Aだと気づき、遊佐にそれを教えます。そして咲良は、少年法のことを語り、独自で調査をしたことも。星良に対する思いは、事実であり、嘘ではないと思いますし、思いたい。ですが1点疑問も。最初に碓氷薫の顔を見たときに、なぜ、おねえちゃんの…と気づかなかったのでしょうか。わざと黙っていたのでしょうか。克喜くんの存在も知らなかったのでしょうか。碓氷薫という存在は、少なくとも知っていたはずです。星良が亡くなったあとからでも、スマホの中はみているでしょうし。

ボナーロにはどうやら、警察関係者が集まるだけでなく、家族を亡くした遺族も集まりつつあります。深水親子は勿論、克喜、芹奈そして遊佐。彼らは彼らにしかわからない苦しみを、わかりあえる数少ない理解者なのかもしれません。遊佐の場合は、少し特殊な事情がありそうですが。

 

名越の謎

なぜ遊佐の行動を才門が知っているのか?という点には言及されませんでした。その上、薫が克喜に残したDVD。これを出してきたのは名越です。再生してみたら、鶴の求愛?行動画像。誰が入れ替えたのでしょう。お前か!と遊佐は才門に詰め寄りますが、才門は、USBの存在を知っていたとしても、DVDの存在まで知っていたのでしょうか?知っていたとしても、遊佐が才門にDVDを見せるとは思えません。では誰が書き換えたのか?今は、遊佐側として動いてはいるようですが、果たしてどこまで名越を信用できるのか。ホンボシは名越でないにしろ、10億円を餌に遊佐を監視している・裏切っている可能性は大いにあります。名越自身、10億円が手に入ればいいだけですから、遊佐が10億をGETしても、裏で協力している側がGETしても、どちらに転んでも美味しいという目論見な気がします。そう言う奴って最後、だいたい死ぬんですけどね。

 

江國・明海の謎

江國に関しては、奥さん想いの旦那さんなのだろうと思います。違うかもしれませんが。最低限、奥さんの手術費用を捻出したいとは思っている様です。まだ、スポットが当てられてない分、今後の展開になにかしら関与してくるとは思いますが。殉職はしてほしくないなぁと思います。

明海に関しては、才門とベッドの中で語り合っていた様で。要と呼んでいる点の、ダメ押しシーンかもしれません。ラブホテルに何かしらあったのかもしれませんが、現時点では、致していたのだろうことしか予測できませんし、ほぼそうでしょう。彼女がなぜ碓氷班にいるのか。それ自体が謎です。個人的には、要を庇って殉職でもいいかな?と思います。

 

南武の謎

3話を通してみると、熱い課長という印象がありますが。果たしてどこまで受け入れていいものやらです。ただ、ファイター田中と面会した時の彼の表情はとても良かった。捜査会議での熱い展開もよかったです。

ファイター田中に関して言えば、気になる点で「3年前の同窓会」これは、星良が他界した時期と同じなのかそうでないのか。たまたまなのかもしれませんが。

ファイター田中との関連なのでしょう、克喜にガルムフェニックスを教えたのも南武でした。克喜自身も「よく家に来て遊んでくれた」との事。

そういえば…と思い返してみたのですが、1話で薫の自宅が映った時に、克喜のものだろうと思われるものが、全然ありませんでした。普通…とまでは言いませんが、子供のもの(靴や鞄、服等々)や、絵、学校からの手紙等々、なにかしらあるはず。それが無いのも違和感です。あるのはテーブルの上の色鉛筆だけ。子供部屋があって、そこに全部あるのかもしれませんが、子供の香りがしないのも違和感です。

才門は、克喜の父親は南武かもしれない。と言いました。薫の生前に、ある程度の交流があり、星良とも仲のよかった薫ですから、星良ルートで、克喜の父親について話している可能性はあります。ですがこれも、推測でしかない。

次回予告では、薫殺しについての南武のアリバイが嘘だということが出てきます。留守電には南武のメッセージも残っていた様で。

名越が薫のスマホのロックを解いたようですが、そのスマホ、どこから出てきた?遊佐が隠したはずです。そんなスマホを簡単に名越に渡す遊佐って一体。

 

10億円事件の謎

色々と出てきましたが、雑な計画な上に、挙句の果て10億円は極秘プロジェクトの金だったと言い出す才門。極秘プロジェクトって10億で出来るんだ…です。警察組織という大きな組織が関与して居る割に、金額がどうもしょぼい。ですが、現金となるとかなりの量になります。一体どこに隠そうとしたのか。それを薫ひとりで隠せるのか?1話前からそれが謎でしかありません。

もしくは、元々10億円というのが、極秘プロジェクトの金で、その金を東堂銀行に預け、今度はそれを引き出す形で銀行側に10億円を用意させた。10億なんて早々すぐに用意できないので、予め9月9日に受け取りに行く旨伝えてていた。なので、その日に強盗襲撃を実行させた?とも考えられます。銀行側にしてみたら、まんまと利用された形になりますが。

でもこれなら、極秘プロジェクトの金だというのも、まだ納得できます。

こうなると、新たな疑問が。なぜ、極秘プロジェクトは銀行強盗を計画したのでしょうか?何かの実験?としか思えませんが。

防犯映像もフェイクでした。が、容疑者は全員本当に死亡している?模様です。そこも信用できませんけれども。だいたい、芹奈の彼氏がそこにいて、動画を撮っているとか都合よすぎだろ…と思わなくもありません。

 

細かい謎

才門の吸っていたタバコは、1話冒頭の断片にでてくるタバコとは、違う種類でした。あれはやはり遊佐の物でしょう。

克喜はどうやら、感情が不安定になると発狂するようです。その抑制のために、錠剤を服用しているのでしょうか?何の薬なのか気になる所ですが、克喜自身は、その薬が何のためにあるのかということは、多少は理解しているようです。

なぜ感情が不安定になると、コントロール不能になり発狂するのかが問題で、そういった状態になることは、薫自身は理解していたのでしょう。その原因までも、もしかしたら理解していたのかもしれません。ここに、インフルエンザが関連してくるのかもですが、どういうつながりがあるのか、今のところまったく読めません。

「また一人になる…」「一人に」「一人」「ある場所?居場所?(?)」までなんとなく、克喜が言っている様に聞えましたが、遊佐も言うように何を言っているのかわかりません。

もし克喜が「極秘プロジェクト」になんらかの関係があるのであれば、薫はその事をしらずにいたのでしょうか?極秘プロジェクト自体、3年前に知ったという感じでしたけれども…。克喜の出生も非常に気になります。南武が父親なのかどうなのか。

USBも謎で、パスがあるから開けない。といっていたのに、遊佐も才門もあっさり開いています。もしかしたら、才門はUSBを開いてはおらず、防犯映像を最初からもっていたのかもしれません。パスももしかしたら、遊佐が設定したのかもしれません。

 

風間(宝生)の正体自体は、謎ではなく、見ていれば判るものだと思います。ただ、手首のタトゥーだけは、意味深に思います。何かの錠?の様なデザインで、中に数字だかアルファベットだか書いてあるように見えました。もしかしたらその文字・数字になにかしら意味があるのかも?とは思います。

ラスト間近での、遊佐と才門の乱闘シーン。あれ、必要なの…?でした。特に、ワイヤーアクション。わざとなのか、才門が凄い力を発揮できる能力があり、ソレを使うと、自身の体にも影響を及ぼしてしまう。よって口から血を吹き出す…みたいな、少年誌によくある漫画みたいな設定なのでしょうか?これはもうぜーんぶフェイクだよフェイクと言いたいのか、才門の隠れた能力の表れなのか、まったくわかりません。ちょくちょく入ってくるこの手のシーンが、どう捉えればいいのか混乱してしまいます。

口から血を吹き出すのも、遊佐にやられたからなのか、秘めた能力(?)を使った為なのか、持病?があって余命少ないとかなのか、そもそもフェイクだった…なのか、さっぱりです。

 

遊佐と才門の対立(?)は、公安VS刑事の対立にも見えます。

市民の安全を守り、国民一人ひとりが安心して暮せる社会、人に寄り添おうとするのが刑事。公安はあくまでも、守るべきは「国家」です。このあたりで、遊佐と才門との意識の食い違いが見え隠れしていた様に思います。あれだけ周りに、癌だとか悪徳とか言われている遊佐ですが、彼の口から発せられる台詞を聞いていると、まともな刑事に思えるのですけれども。

遊佐は本城を陥れたりするのは違うだろという。才門は、真実を暴き出すという大儀のためならば、多少の犠牲(本城)は必要という。(星良の死もそうではないのか?とは思いますが)この意識の差異が、後々どんな風に展開するのか。

ただ才門は、記憶のない遊佐に、様々な手を使ってやはり誘導している様に思います。

克喜がキーになることも、才門は判っているのでは無いでしょうか。遊佐を陥れたいのではなく、わざわざ遠回りして遊佐に罪を被せようとしたのも、その為の様に思います。星良が、才門に何も話してないとも思えません。仮に何も話して無いとするならば、やろうとしている事を才門に止められるからか、敵側になるからか、なんだかの理由があるはず。

後から気づくんだよな。と才門は言っていました。本当に薫は大事な友人だったのならば、薫がやろうとしていたことにも、後から気づく可能性もあるかと思います。今は、薫の真意・星良の真意を汲み取れているのか謎です。ただ、ある程度薫と連携はしていたとは思います。

 

1話・2話・3話とラスト直前あたりに、誰かしらの長台詞があります。正直、もう少し短くてもいいなぁと思ったり。この先も、このパターンは続くでしょう。来週は南武?でしょうか。

 

ED

大暴れした克喜に「話を聞く」と言ってなだめた遊佐。今回のEDは、多分そのあとのシーン。克喜は、例の錠剤のカプセルを手に持ちながら「お母さんが…」と言ってる様にみえました。薬に関して、なんだかの話はしたのだろうと思います。

 

極秘プロジェクトとは?

Twitterを観ていると「マインドコントロール」や「催眠術」系のことを、考察されている方が今の所多数に思います。

なぜそう思うのか? 才門の「Look at me」これがあるからでしょう。でも、大きな矛盾が。星良が関わっていただろう極秘プロジェクトで、星良自身はそれに懐疑的・もしくは批判的だったと予想されます。だからこそ、公にしたかった。宝生(風間)に刺されたのもその為だと今は推測されます。なのになぜ、才門がそのプロジェクトの一旦を担う事をしているのでしょうか?仮に遊佐が被験者だとして、それに手を貸す才門と言う図式はなんだか変です。深水に関しても同じで、娘が殺された原因になったかもしれないプロジェクトの為に、手を貸すでしょうか?

栄養ドリンクは、催眠を効き易くするため。というのもありましたが、喜一がそれを手伝う理由がわかりません。そして、喜一・咲良共に星良が、なんだかのプロジェクトに関わっていて身の危険を感じていただろう事は、スマホに残っている動画で認識していたはずです。

もし、マインドコントロールが極秘プロジェクトと関連しているのであれば、才門の行動は大きな矛盾を孕みますので、それを解消しようとすると私たちがみているものは、全て「嘘」「フェイク」だという事になります。遊佐という被験者に、究極の状態・事件を体験させた時、どういう行動・思考・感情になるのか?ということを観ている。としか考えられません。この可能性もあるかもしれませんが、そうなると、夢オチみたいな感じになっていくと思います。

才門が、催眠術・マインドコントロール系に詳しいのは、婚約者でもあり、心理カウンセラーでもあった星良の影響だと思います。2話で、本城がどのように転落していくのか…と言う心理状態を、とても詳しく語っていました。それとリンクして、まさに本城は才門の言うような行動・心理状態になっていた。

プロジェクト自体に批判的(?)だった星良が、プロジェクトの内容であろうマインドコントロールについて、手法や内容までを才門に語るとは思えません。仮に語っていたとしても、あくまでもPTSDというような症状を持つ人の為に有効的な手段でもあるよ程度で、プロジェクトとはまったく関係なく催眠療法的なものを、才門に語った可能性のほうが高そうです。才門はそれを、遊佐に実行した。ある意味遊佐も、幼少期自体に心の傷を負っている(と思われる)設定ですから、その体験から、発作的にPTSD的な症状を誘発することもあった。だから才門は星良に相談し、それなら…と星良が教えた。このほうが、まだしっくりきます。もしくは…心理学関連で、星良と才門が出会った可能性も否定できません。才門自体、元々心理学(マインドコントロール系)に興味があった。彼の所属が公安という事から考えても、おかしくはないです。また、才門自体「極秘プロジェクト」については、何も知らないと語っていました。それは薫も同じはず。それを暴く為に薫は命を落としたと才門は言ってましたし。以上の点から、極秘プロジェクトはマインドコントロール系ではないと思います。

そもそも、マインドコントロールできるのに、宝生純平(風間岳斗)に、経歴と顔を変えてやるかわりに、犯罪行為をやれ。という事自体おかしいです。マインドコントロールの必要がない。もしくは、マインドコントロールできるのなら、犯罪行為したあとに、自殺させればいいのです。余計な根回しは要らないはず。

だとすると、極秘プロジェクトとはなんぞや?という謎がでてきますが、賀来賢人さん曰く「壮大」らしいです

警察の闇とあり、わざわざ「公安部」を出してきているあたりに、何かしらの意図がある様に思います。公安といえば、国家を守ることを主体としていますから、テロや左・右翼、宗教団体、諜報活動など、国家転覆しかねない組織との戦いがメインになります。このあたりに関連しているような気がしています。

 

 

次回予告

早々に4話の予告、ロングバージョンがでました。

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4話は南武回になりそうではありますが。

注目点は2点

1つは、喜志の所に喜一(らしき人物)が居ること。その喜一(らしき人物)に遊佐が銃口を向けていること。チラリとしか映りませんのでなんともいえませんが、髪型?頭の形?は、喜一と同じく、寂しい感じでした。喜志は「やめろ!」と叫んでいますが、一体何がどうなっているのでしょうか。

もうひとつは、廃病院が出てきた事。案内しているのは、喜志だと思いますが…。NNマークのついた金庫。?井竹病院。

やっと1話冒頭の欠片が繋がってきそうです。

1話冒頭に関連して。迫る手は南武、断片は薫の記憶だと予想しました。もしそうであれば、薫のスマホに残る南武からの留守電に、繋がると思います。ただし、迫る手が薫を殺したとは言い切れません。そもそも仮に南武が薫を殺したのであれば、留守電を残しておくというのは、非常にバカです。でも、アリバイ作りはしています。スマホは薫の鞄の中に残したまま。捜査していくにつれ、スマホなんて調べられるでしょ?と言う話なのに。ちょっと違和感しかありません。

 

 

 

 

 

 

 

 雑記

壮大なと言うのを、延々考えたのですがやはり、クローンあたりしか思いつかず。その先に人と豚の「キメラ」というものも、あるのかなぁ?と思ったりも。

 

gigazine.net

ある豚は、成長を止められる様に遺伝子操作されていて、また別の豚は、アルツハイマー症にかかりやすい様に遺伝子操作されているとのこと。

インフルエンザ記事に豚インフルがありましたので、豚が出てきてもそれかなぁ?と思いましたが、遊佐の「豚だ」「家畜は食われろ」が、豚インフルと繋がりません。豚の幻覚まで見ています。豚インフルとの関連で出てきたのかは、現時点ではわかりませんが、もしクローン技術を指しているのであれば、壮大な物語というよりも相当危険な物語ということに。ただ、技術がどんどん発展していく中で、将来必ず直面するだろう問題でもあると思います。