ユリ熊嵐 10話~ともだちの扉~

 

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「くれちん…がうぅ…。るるは、くれちんのトモダチになれたかな…?」

 

「行って!早く行くの!二度と戻ってこないで!」

 

 

10話はこれまで出てきた枝葉の「答え合わせ」回でした。ただし、大元の根幹部分については、少しづつ触れてはいるものの、まだまだ謎に包まれたままです。

 

 

f:id:rarafoutune:20150317091543j:plain嵐が迫る中、あの日の夜から10話は始まりました。澪愛を探す幼い紅羽。「お母さん、どこ?」姿を探しますが、澪愛からの返事はありません。キッチンへ行くと

f:id:rarafoutune:20150317091728j:plain澪愛からの書置きがありました。ですが、これを見た紅羽は既に、銀子に関しての記憶を無くしている状態です。「あのこって誰?扉のむこう?」何の事かさっぱりな様子。風が窓を、激しく打ち鳴らし始めています。それと同時に、クマ警報のサイレンが。クマ警報の垂れ幕も、風に大きくなびいています。

f:id:rarafoutune:20150317092044j:plainそんな中、澪愛は白布に包んだ銀子を抱いて走っていました。「あの日、あなたは紅羽を見つけてくれた。紅羽の大切なトモダチ。排除させる訳には行かないわ」

どうやら銀子の身に危険が迫っている様です。そして、紅羽を「見つけてくれた」とは?澪愛がユリーカを「見つけた」のと、同じ理屈なのでしょうか?その「見つけた」なのか、迷子の紅羽を見つけてくれた。なのか。物語の流れから言って、前者なのかなぁ?とも思わなくないですが。

もうひとつ謎が。ユリーカもクマだったのに、ユリーカは大丈夫だったのでしょうか?断絶前からヒトの世界に居て、ユリーカはクマの世界を知らないのです。ですから、あの扉の事は知らなかったのでしょうか?知っていたのでしょうか?知っているからこそ、絵本の結末を「愛の夢」と表現したのでしょうか。あの時点で既に、ヒトとして変身(?)出来ていたのでしょうか?ユリ裁判は、澪愛を食べてから受けたはずですが…。ユリーカに関しては、9話で言及が終了していますので、このあたりは謎は謎のままのひとつなのでしょうね。

 

f:id:rarafoutune:20150317092415j:plainそして、あの花壇・トモダチの扉前に到着し、銀子を下ろします。「いつかきっと、クマとヒトがずっとトモダチで居られる日がくるわ」そういって、星のペンダントを渡します。「きっとあなたを助けてくれる…」

このあたりは、以前の回想と同じではありますが、もう少し詳しく、視点を少々変えたという流れでした。

 

 

 

アバンが終わり、Aパートになると、初っ端からなにやら見慣れない車両がありました。クマ警報の垂れ幕も下ろした状態です。学園の中には、猟銃を肩に掛けた生徒たちが、あちらこちらに配備されています。左腕には「KMTG」と言うイニシャルと、猟銃でXとデザインされた、黒ベースの腕章をつけている生徒たち。KUMATAGI隊の略=KMTGなのでしょうね。それよりも、17歳なのに車両運転できるの?!ってのも謎いですが、多分…私有地内での運転なので問題ないのでしょう!

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パトロール中の、チョー子さん達。垣根の中から出てきたるるに、銃口を向けますが、相手がるるとわかると「クマと間違えて、チョー!撃つところだったじゃない!紛らわしい真似、しないでよー」と、ぷんすかします。るるはるるで「チョーばれたかと思った~」と胸を撫で下ろしたり。だってクマですものね♪「何か言った?」と冷たく言われたるるは、話題逸らし?の為か、見慣れない車両について、あの車は?と蝶子に質問します。

 

f:id:rarafoutune:20150317093642j:plain「クマ殲滅の為に開発された、特殊車両よ」自慢げに言う蝶子。なんだかすごい名前です。なんて読むのでしょうか!サツユウコウセンシャ?サツクマ?コロシクマ?できれば「熊殺」としてほしかった…w それならば「クマコロシ」と脳みそが足りない私でも、すんなり読めたかもです>< そして、この車両の中には…

 

f:id:rarafoutune:20150317094019j:plainテケテケテケテケテケテケ「ビリビリィイー!(クマタギー?)ゲスゲスゥゥゥッ!!」え?!このみッチ?!!まさかのサイボーグ化?!!ここは、正直笑えませんでした…>< 8.5話で生田さんが、このみはこの先チョクチョク出てくる。という様な事をおっしゃられていましたが、まさかこんな形とは…。なんだかどうみてもPC型?っぽいんですけど…。まさかの秘密兵器は、サイボーグ・このみ。なのでしょうか。彼女は本当に報われなさすぎる。大好きな蜜子に頭をぶち抜かれ命を落とし、ユリーカには箱に入れてもらえず(多分ですけど…)あげくの果てに、こんな風にされてしまうなんて…。泣き声も「ゲスゲス」 あの頭の葉は、この為にあったのかなぁ?とは思いますが。なんてのか、もう少し何とかならなかったのー!というのが正直な感想です…。見方によったら、愛されてるキャラだよね~って風になるのかもですが、作中での彼女の立場を考えると、やっぱり可哀想だと思うのです…

 

蝶子曰く「死んだクマをサイボーグ化して、発電するシステムなの。毒を以って毒を制す!クマにはクマを…。」必死に発電するこのみ。切ない!やめたげてー!!

 

「ところであなた、この辺でクマを見なかった?今朝、学園付近でまた新たな目撃情報があったんだけど」蝶子に聞かれて「し…しらないがぅ~」と答える、るる。「くれぐれも用心してね」と言い残し、蝶子はその場を去ります。何とか、難は逃れたようです。あの屋上から、るるはどうしていたのかは判りませんが、探し物をしています。

 

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そんな学園の様子を、例の有料双眼鏡で除いているライフクール。「わかりませんねぇ。なぜ百合ヶ咲るるは、百合城銀子を裏切る様な真似をしたのでしょう?百合ヶ咲るるは、百合城銀子のスキが叶う事を願っていたはずです。行動が矛盾していますよ」

f:id:rarafoutune:20150317100019j:plainそんなクールの疑問に「わかってないなぁ~」と、一蹴するビューティー。「それは百合ヶ咲るるが、百合城銀子をスキだからさ~キラキラァッ」その後についで、今回はちょっち真面目にすますセクシーが続けます。「スキには様々な形がある。だからこそ、クマリア様は断絶を越えようとする全てのモノに、お尋ねになるのかも知れない…。あなたのスキはホンモノ?」

どんなスキであれ、スキはスキです。正解もへったくれもないのです。それが、様々な形なのでしょう。だからこそ尋ねると言うのは、どういう理屈なのかちょっぴり、把握しきれない部分があります…。クマリア様は、壁の神様。だとしたら、あの壁やクマリア流星群とやらは、クマリア様の思し召し。というより、クマリア様とやらの「仕業」。あれがなきゃ、共に暮らせたのですから。多分…。違う種族、相容れないモノ同士が「スキ」を共有するということは、それなりの覚悟が居るという現われ?の言葉が「貴方のスキはホンモノ?」なのでしょうか。同じ種族、ヒト同士であったとしても、覚悟がなきゃ「スキ」はホンモノではない。と言うことなのでしょうか。このあたり、私の理解力不足すぎで、作中で語られている「スキ」と言う事が把握しきれていません><

 

 

場所は、椿輝邸・紅羽の寝室に移ります。ユリーカが盗んだ絵本の続きを、紅羽が読み返しています。

声は純花。月の娘と森の娘。の内容を語っています。

その声の後ろで、蝶子さんは教壇に立ち、熱弁を奮っていました。

f:id:rarafoutune:20150317101344j:plain黒板の絵は、誰が書いたのでしょうか!結構うまいんですけど!蝶子さんなのかな?

こういった皆と協力して一体感を味わえる事というのは、達成感だったり、充実感を得る事もあります。それが良い方向へ動くといいのですが。文化祭だったり、体育祭だったり、クラブ活動だったり。そうじゃない負の方向へ動くと…。大変な事になっちゃうんですね…。

 

「私達は再び、この手に透明な日々を取り戻しましょう!」

純花の声の裏でのことですので、良くは聞き取れなかったのですが。こういったことを蝶子は熱弁していました。

 

るるは、探し物を見つけます。あの日、銀子が落とした星のネックレスを。

 

絵本は続きます…。ここからが、私たちがまだ知らない絵本の続きでした。

「これが絵本の続き。お母さんが私に伝えたかった未来…」

 

f:id:rarafoutune:20150317102519j:plain月の娘は 勇気を振り絞ります。「私は 空の向こうへ行きたい。だから私は 私を砕くっ」

f:id:rarafoutune:20150317102615j:plain森の娘も 覚悟を決めました。「私は空の向こうへ行きたい。だから私は 私を引き裂く!」

f:id:rarafoutune:20150317102713j:plain「私のスキは ホンモノ!」

「私のスキは ホンモノ!」

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f:id:rarafoutune:20150317102819j:plain鏡は 一瞬にして 砕け散りました。そして見つけたのです。その向こうに立つ トモダチを。

f:id:rarafoutune:20150317102951j:plain娘たちはゆっくり歩み寄ると ただ言葉もなく 約束のキスを トモダチに与え合いました。

f:id:rarafoutune:20150317103048j:plainこうして 約束のキスを果たした二人は スキの星に導かれ 断絶を越えて旅立ちました。

 

絵本と言うことですので、そんな複雑な展開では無いとは思っていましたが、想いのほか…あっさりとしてた。というのが本音です^^; 鏡を割る事について、何かしらの意味はあるのでしょう。ですが絵本では、言及されていませんし、これは紅羽と銀子との対立軸で、鏡を割るという意味を見せられるのかな?と思います。それにしても、やっぱりクマリア様は、純花を彷彿とします。背中にある星の光明とでもいうのでしょうか。あれも、純花の星の髪飾りかなぁと、思ってみたり…。

 

この絵本で「私のスキはホンモノ!」と、鏡を打ち抜くページ。ここで朧げにではありますが、3話で紅羽が蜜子を撃つ時に言った台詞「約束のキスを私に!!」の意味がわかった様な気がします。

 

 

f:id:rarafoutune:20150317103436j:plainなぜか逆さま紅羽さん。「これが私達の運命?果たされるべき未来…。私とあの子…銀子が断絶を越える?ヒトとクマが?そんな未来、あるわけないわ!」

チョー否定しまくりです。普通に考えて、ヒトとクマが?!という発想は正常です。

 

悶々としている紅羽。そんな思考を遮る様に、家のベルが鳴ります。

玄関先に出て、応答する紅羽ですが…。誰も居ません。悪戯?と一人ごちて家の中に戻ろうとすると…。まぁ、私達にはるるの姿が見えてたんですけどね!

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「まって!」紅羽を呼び止める、るる。隠れている壁の向こうから、探していた星のペンダントを差し出します。

「それ!お母さんの!」「返しにきたがうー」

ペンダントを渡すと、じゃあ帰るね。と、早々に立ち去ろうとする、るる。

そんなるるを、待って!と思わず引き止めた紅羽。

「あの…えっと…えっと…お風呂、入っていかない?」

最初は言葉が出なかった紅羽ですが、思い切って笑顔で、お風呂に入らないか?と提案しています。ここで写ったるるは、チョー汚れています。蝶子と会った時から、顔には泥らしきものがついていましたが…。そのままの姿で紅羽の家へ来て、紅羽もそんなるるを見、お風呂に入らないか?と言ったのでしょうし、2話の「かゆかゆだよぉ~」と言ってたるるの事も覚えていたのでしょうし、何よりも、銀子について何か聞きたかったのかもしれません。それプラス、星のペンダントのお礼もしたかったのかもです。

と言うか、るるは何故、紅羽にペンダントを返しにきたのでしょうか。銀子ではなく。そしてるるは、銀子の安否を知っているのでしょうか?

 

f:id:rarafoutune:20150317105111j:plain一緒にお風呂に入る、紅羽とるる。これは、7.8.9話までのEDシーン!ただ、銀子は居ませんし、髪を洗ってもらっているのもるる。洗っているのは紅羽ですが。

「昔ね、お母さんがこうやって、よく髪を洗ってくれたわ。…お母さんを殺したのは、ユリーカ先生だった…。先生は、貴方たちと同じ、クマだったの」

ここでるるが、目を見開きます。自分の正体がクマだとバレた。という驚きだったのでしょうか?

「でも死んでしまったわ。…ひとつ聞いていい?」問う紅羽。

「なに?」と答える、るる。

「純花を殺したのは、確かに百合園蜜子だった。それなのに、何故銀子は、自分が殺したと私に言ったの?」

「それは…銀子がそう思ってるからがう…」

「え?」

「銀子は、純花ちゃんが蜜子に狙われている事を知ってた。でも、助けなかった。助けられなかった」

「どう言う事?」

「くれちんが好きだから。くれちんのスキが欲しかった。だけど、純花ちゃんが居たら、銀子はスキを貰えない。銀子は、純花ちゃんに嫉妬したんだよ」「…ぁぁ…」

「けど、それは私も同じ…。私はくれちんに、嫉妬したの。だからあの時、あんな事を…」

 

ここで、告発した時の回想が入ります。見殺しにしたんだ!のアレです。

やっぱりるるは、嫉妬していたんですね。るるは、銀子と帰る事を望み始めていた。だから、銀子が紅羽に嫌われるよう、あんな事をしでかした。

 

「くれちんに、銀子のスキを取られた気がして…。」

 

るるは、二人に約束のキスを果たして欲しいと願っていたはずだ。と自らの口で言います。ですが、感情はそんなに簡単なものじゃないですし、感情は生き物でもありますし。一緒にいるうちに、銀子と居る事がるるにとっての、スキに変わっていったのでしょうね。すごく楽しそうでしたしね。というよりも、るるは1話のしょっぱな、転校してきたシーンから、銀子ラブ!な感じを押し出していましたけれど…w

「ごめんね…くれちん…」

 

お風呂からあがり、髪をブラッシングしてもらいながら、思いを吐露したるる。

 

そのあと、ふたりはキッチンへと移ったようです。あの素敵なティーカップ&ソーサーにお茶が淹れられています

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紅羽は、るるから受け取った星のペンダントを、オルゴールの星のくぼみへとはめ込みます。とうとう、はめ込む時が来ました!何が起こるのか…。

f:id:rarafoutune:20150317111002j:plainパチッと言う音と共に、蓋部分のフレームがはずれます。

「やっぱり…。これが鍵になっていたのね」

これを見た瞬間、ソッチ?!と思いました。いや、フレーム部分は普通に開くものとばかり。それよりも、引き出し部分のほうが気になるんですけど!!

ですが、流れ的には折られた写真を見る。と言う感じですので、フレーム部分が外れるで正解ですよね><

f:id:rarafoutune:20150317111257j:plain折られた写真を広げると…。そこには、銀子が写っていました。

 

「ね?二人はトモダチだったでしょう?」嬉しそうな声で話するる。「銀子はくれちんに嘘はつかないよ。つけないんだ、がう。大切なトモダチだから」

「大切なトモダチ…」紅羽の中で、記憶の断片が蘇ろうとするのですが…。

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二人で飲んだ、ハニージンジャーミルク。スキの味。

「あれは…」「何か思い出したの?!くれちんっ」「だめ…。やっぱり思い出せない…」「がううぅぅ」

思い出せないから、紅羽と銀子は、色鮮やかな状態ではないんですね。

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「でも…お母さんが教えてくれたわ。銀子は、私のトモダチだった。幼い頃、スキの歌を一緒に歌った大好きなあの娘は、銀子。なのに…。私は銀子のことを、忘れてしまった。思い出すことすらできない。どうして?なぜ、銀子に関する記憶だけ抜けてるの?私達の間に、何があったの?」

どうして?なぜ?なにがあったの?そのまんま、私の疑問なんですが!ほんとコレ!状態なんですがっwですが、この謎も根本的な謎チームではなく、枝葉謎チームですので、深読みせずに流れのまま受け止めて予想したほうが、案外当たってる様な気がします。

 

「それでも、銀子はくれちんの事が好きだよ。昔も今も、銀子はスキを諦めない」「…あっ」「くれちん…銀子を許してくれる?」「…ぅ…」「がうぅ…もう一度、銀子とトモダチになってくれる?銀子を、スキになってくれる?」

るるは、本当に健気です。健気なのか、純粋なのか…。大好きな銀子だから、願いを叶えて欲しいと思う気持ちと、大好きだからずっと一緒に居たいという気持ち。きっと今も両方抱えているんだと思います。それでも、好きなヒトの望む事を叶える方を選んだ。笑顔で居て欲しいと言う、純花と同じ部類のスキを、るるも選んだと言えるかもしれません。

「それは…出来ないわ…ヒトとクマは、私達の間には、断絶がある。誰もそれは、越えられない」紅羽の返事を聞いて「そう…だよね」と、悲しそうに言うるる。「失われたスキは…もう二度と…」

 

今回、やたらと「断絶」「ヒトとクマ」を紅羽は強調しています。確実にラスト2話に向けての伏線になると思いますし、これだけ拒絶している紅羽が、どうやって壁を越えるのか?というのも、見所になってきそうです。

 

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マタギギギギギ クマタギギギギギ

斬新な着信音!着信音って、持ち主が設定するんですよね…?紅羽が設定したのでしょうか?!

 

f:id:rarafoutune:20150317113447j:plain「大変よ!椿輝さん!あなたクマに狙われているわ!」

電話の相手は、やっぱり蝶子。クマタギですし!「百合城銀子と百合ヶ咲るるは、ヒトに化けたクマだった…さっき証拠が見つかったの…」

!!!!!!! どうせ金なんて払ってないのに、魚心さんの荒巻鮭に被りついたギルティーなアレが!蝶子の手元に。どこから入手したんだ。

「あなたが屋上で撃ち損ねたクマは、こいつらのうちの1匹よ」

なんで、屋上で撃ち損ねたとか知っているのだ。紅羽が話したのでしょうか?案外紅羽も、おしゃべりさんなのかも?

「だとしたら、チョー!危険だわ!復讐にくるはず!近くにクマの気配を感じたら、すぐに通報して頂戴!いいわね?」「ええ…わかったわ」ここで電話は終わりますが…。蝶子の目的は、紅羽に危険を知らせるためではなく、椿輝邸にクマ…銀子かるるが、居るか居ないかの確認の電話だったようです。

「居るわ…」

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確かに、椿輝邸には「ユリ」と「クマ」が居て、今から透明な嵐が突撃しようとしています。まさに、ユリ熊嵐です。

 

殺熊光線車を、椿輝邸へ横づけするクマタギ隊。「とつげえええき!!」蝶子の合図と共に。

 

 

ここまでがAパートでした。

絵本の続きがわかった事、るるの行方がわかった事、るるが告発した理由がわかった事、クマタギ隊が思いのほか軍事的だった事、クマリア様は背中に星の光明らしき物を背負っている事、オルゴールの鍵で開いたのは写真のフレームだった事、星のペンダントはやはり銀子は落としていて、今は紅羽の手に渡ったこと。このあたりが答えあわせでした。

残りの枝葉の謎は、紅羽の言うとおり、紅羽の記憶についての謎が取り残されています。根幹の謎(クマって何?どういう意味?クマリア流星群って?断絶のコートって?クマリア様って何?結局どういう存在なの?そもそもユリ熊嵐って何?)については、まだまださっぱりです。

 

Bパートはまた、次に書きたいと思います><